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蜜柑
2021年5月12日 14:36
湊かなえさんの作品「告白」を読み終えた。愛娘を校内で亡くした女性教師が事件の真相を告白するところから始まり、語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々に変わり、事件の全容が明らかにされていく、といった内容だ。この本を読んでいる最中、私の心の中に「憎い」「可哀想」「嫌悪」「愚か」「馬鹿馬鹿しい」など、負の感情たちが積もっていった。正直、"最後はスッキリと終わってくれ"と