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【WHITE】地域ブランディングの難しさ

ホワイト・イソラです。
ブラック・イソラ、なかなかの辛口ですね。名古屋がもっと魅力ある街になってほしいが故の「あ え て の」辛口…でしょうから、ま、大目に見ましょう。

さて、ブラック・イソラのいう「ブランディング」って、どんな意味だろう? と疑問に思って調べてみました。
「ブランディング」 
ブランド化し他者に知ってもらうための活動を指すようですね。

ブランディングという言葉は企業でよく使われます。
企業は利益を出すため、自社商品をブランド化して、消費者に選んでもらおうとするのです。

地域ブランディングに当てはまると、
①地域をブランド化し(特徴・個性を作り出して他地域との差別化を図り)、
②国内外の人に認知させるための活動
といったところでしょうか。

企業ブランディングも地域ブランディングも、ブランド化して他者に選んでもらうための活動であるのは一緒です。

では、どこが違うか?

それは、何のために選んでもらう必要があるのか? という、その目的です。
企業は、シンプルに儲けるためです。
地域ブランディングの場合は、経済や産業を活性化するため、税収を増加させるため、住み心地を良くするためなど、多岐に渡ります。
どれかひとつの目的を追求すれば、他の目的を阻害することもあるかもしれません。

また、関係者も複数います。
企業では、最終的に代表者が意思決定します。
けれど、地域ブランディングでは、その地域に暮らす住民、事業活動を営んでいる企業、行政機関など、関係者が複数おり、理想の「ブランド」の形も、目的も、バラバラだったりします。
ここが、地域ブランディングの難しさです。

そんな中、名古屋は、2023年版米タイム誌「世界の最も素晴らしい場所50選」に選ばれているんですよね。(選出理由にあったジブリパークとサントリー知多蒸溜所はどちらも名古屋ではないですが…。)
どう? 意外とやるなぁって見直したでしょう?
だから、名古屋がブランディングができていないというのは、いささか過小評価だと思いますよ。

それに関係者が多数に及ぶ中、「世界中の人が行き交う交流都市・名古屋へ」という基本理念の提唱はされているわけで、このように基本理念を1つに決めることでさえも至難の業だったはずです。

ただ、確かにこれが伝わる街の形になっているかといわれれば、もう少し考えることができるかもしれません。じゃあ、どうすればよいのか、これから考えていきましょうよ。

ブラック・イソラ、いかがでしょうか?

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