箱庭の灯、に行った日。
6月が始まってしまった。
6月1日、土曜日。
Teleのツアー初日、
日本武道館に行った。
本来なら行くことがなかったはずのライブ。
このライブを諦めて、
5月頭に逝こうと思っていたから。
逝きそびれて生きてしまったので
行ってしまったチケットがあるライブ。
ツアー初日の日本武道館。
とてもとてもよかった。
Teleが武道館だなんて…
と、思って解禁後すぐにチケット申し込んでいたライブ。
オープニング映像から
ものすごく良くて、すぐに涙した。
はちゃめちゃにかっこよくて
1曲目で涙した。
というか、ずっと涙止まらなかった。
最後の曲が、
「生活の折に」だった。
最後にやるって決めてたって。
武道館で聴けるとは思ってなかった。
本当によかった。
「箱庭の灯」の『箱庭』は、
箱庭療法から来ているらしい。
「僕にとっての箱庭は、音楽かもしれない」
って、言ってた。
なるほどな、と思った。
スタンドだと思ってたらアリーナ席で、
端っこかと持ってたらど真ん中で。
演出もセトリも音楽も
本当に全部良くて、
なんだかもういいかもって思ってしまった。
砂漠の中で、光を探す。
じつは、その光は自分だったということに
ちゃんと気付けるといい。
いつか、ちゃんと、気付けたらいい。
いい音楽に浸ったあとと
いいライブ観た後の
絶望感ってなんなんだろう。
とてもいい時間を過ごしてるはずなのに
終わってしまうと絶望感に襲われる。
いま、正しく、それ。
いまなら気持ち良く逝けてしまいそう。
1ヶ月先のこととか、
何も考えられない考えたくないんだけど
どうしたらいいんだろう。
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