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居なくなっちゃった。

2023年3月11日、
いちばん愛しい友人が亡くなりました。

1年前から癌との闘病生活が突如始まり、
スキルス胃癌ステージⅣで
外科手術ができる状態ではなく、
抗がん剤治療や放射線治療を行い、
薬を替えて体調悪くなったりしながら
癌に立ち向かっていました。

治療の合間を見て東京に来てくれて
ライブに行ったり、ごはん行ったり、
少しだけ散歩したりして、
会う度に少しずつ弱くなっていく姿を見て
会える喜びを噛み締めながら
何度も涙を堪えてた。
多分バレてないと思う。
3日前にLINEの返信がきて、
「先月から入退院繰り返してて、
 人生で1番体調が悪い時期になった」
「はやく元に戻って会いにいくから」
「パワフルなわたしに戻ること、
 楽しみに待ってて!!!」
なんて言ってくれてて、
今年は彼女の地元に会いに行くぞって意気込んでた。
なのに、居なくなってしまった。

誰よりも心が広くて、男前で、
なんでも受け止めてくれて
たまにしっかり叱ってくれて
会って話すと時空が歪んで
気付いたら10時間経ってたり
最終的に何故か人生語り始めたり
あれ?なんの話だっけ?てなる着地点謎話も
話飛びまくってるのに何故か会話成立ふる謎も
とにかく居心地が良かったし、
本当にほんとにだいすき。
こんなにも愛を語れるのはきっと彼女のことだけ。
多分その辺のカップルよりも
確実に好きと愛を伝え合ってたと思う。

どうしてあの子を選んだのか、
あんなに生きる意欲が高い子に
癌だなんて病気と闘わせるようにしたのか
神様仏様、意地悪すぎてるよ。
彼女はなんにも悪いことしてないのに。
そんな辛い思いさせる必要ないのに。
わたしで良かったじゃんか…。

こんなにもだいすきなひとが
あっけなく去ってしまうとは…
やっぱり人生なにがあるかわからないなぁ。
起きなくてもいいことまで起きてしまうな。
どうしたら受け入れられるんだろう。
この世にいないってことを認める勇気がない。
わたしの写真フォルダには、
きっとこの世の誰よりもいちばん
あの子の写真が入ってると自負してる。
フォルダさえ開けばいくらでも顔見れるし、
いくらでも動いてる彼女を見ることができる。
でも、わたしが送ったLINEには
もう一生、既読が付くことがないんだって
そう思ったら悲しくて仕方がない。

今年で10周年だねって、
雨パレと同じ10周年イヤーだねって、
雨パレ10周年ツアーも
一緒に行きたいね!行こうね!って、
ついこの前話したばかりなのに。
1月27日、渋谷O-EASTにて
雨パレワンマンを一緒に見たのが最後。
新旧織り混ざっていて最強セトリだった日。

わたしが彼女にしてあげられることは
もっと他になにかあったんじゃないかって
何もできないけど、どうしてもそれを考えちゃう。
そしてわたしはこの先、
どうやって生きていけばいいんだろう。
彼女の居ない未来なんて考えられない。
どうしたらいいんだろ。
たくさん愛は伝えたつもりだし
少しだけ覚悟もしてたはずなのに
まだまだ愛が溢れて止まらないし
伝えたくても伝えられなくなってしまった。


どうしてもいまの気持ちを残しておきたくて
こんなところに綴ってしまった。ごめんなさい。

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