Hanaito喫茶 朝の珈琲 #29
おはようございます。
4連休はいかがお過ごしでしたか?私は夏の大掃除に取り掛かりました!
春の嵐や梅雨の雨で汚れた窓を拭いたり、毎日がんばってくれているコンロを磨きました。ピカピカになったおうちは生活感が少し減って、ホテルのように感じるので好きです。維持できたらいいんだけど...(笑)
さて、7月最後の月曜日!本日も踊るようにするりといきましょう。
Jon Batiste の『I NEED YOU』です。
Jon Batiste はアメリカのミュージシャンです。ピクサーの映画「ソウルフル・ワールド」の劇中歌とエンディングを担当している、というとイメージできる方は多いかもしれません。映画はまだみていませんが、YouTubeで曲だけ聞きました。映画を見るならティッシュを箱ごと構えないと涙でぐちゃぐちゃになるのだろうと簡単に想像できました。とっても素敵な曲ですよ。
私がJon Batisteを知ったのは、実は映画からではありませんでした。YouTubeのおすすめに出てきたMVのサムネイルに「なんか、良さそうな色やん......」と惹かれて再生したのがきっかけです。
絶対ゴキゲンで楽しい曲が流れるでしょ!!わかりきってるじゃん!
ファッション誌のページをめくっているかのようなワンシーンワンシーンにドキドキします。服も映像も音楽も声も邪魔しあったりせず、全部が全部でいいように」向かっているの、すごくないですか!?こんなに美しく、スマートなことあるのですね........。関西弁でいう"""シュッとしてる"""の最大級です。
Jon Batisteは、自身で「愛の暴動」と呼んでいる活動を行っています。Black Lives Matterなど人種差別に関する運動は時に過激で、私個人としては、新たな火種を産んでしまいそうで怖いと感じることもありました。しかし、Jon Batisteの「愛の暴動」は音楽が中心にあり、人種や言葉の壁を超えて音楽という愛を分かち合う運動だそうです。参加する人たちは純粋に音楽を楽しみ、夢中になり、それぞれの音やリズムを聞き合い尊重します。
強く出ないと声が届かないほどの現実が存在しているのは事実です。しかし、音楽によって人種の壁を超えて尊敬しあってきた歴史や今この瞬間も現実です。
私は、音楽を分かち合うようなやさしい瞬間を重ねて、人と仲良くなれたらいいなと、願うばかりです。
『I NEED YOU』のMVも、まるでミュージカル映画を見ているかのようです。衣装も色味もシチュエーションも全部素敵!
連休明けは思うように切り替わりづらいですが、上手いこと踊るように軽やかにひらりといきたいです。
それでは、行ってらっしゃい!