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ぽつりぽつりと浮かぶ藻に
わたしの性格って本当にビジネスが向いていないと思う。
対価が決まってしまうと急に窮屈になってできることもできなくなるしアイディアなんてひとつも浮かばなくなる。稼ぎたい、って感情が本当に羨ましくてなんとなく無責任な位置でしか自分を自分として起動できないので社会生活でいうところの金銭的な豊かさを持って生きるのはとっても”難しい”と思ってしまう。
その宙に浮いた無責任さって雲?水?うーん…そんな綺麗なもんじゃなくて、ふわふわとは正反対の泥みたいに形がなくて零れ落ちて、いろんなところに少しだけ触れていろんなところをちょっとずつ汚している感覚。
見積もりをつくる、提示する、金額交渉がはいる、値引きする、案件が確定する、実行する、追加要望がはいる、追加見積もりをつくる、金額交渉がはいる、やっぱいいやで振り出しもどる。
なんてことない導入だけで、いっこいっこお金としてカテゴライズされている数字を目にするたびに疲弊の度合いが増してしまう。人数とか件数とか時間とかは大丈夫だしむしろ燃えてくるくらいなのに、金額の数字だけ苦手。
いや、そこまでわかっているならそういう作業が発生しない職種いつけばいいじゃんね。簡単なことなんだけど、これまでの自分を捨てきれない自分もいたりして、いやなんかこれを書き出していたら未練がなくなってきたぞ。
誰か価格交渉とかがっちり固めてきて!要件整理とか要望の汲み取りとかはできるからそれ以外のお金のところ。わたしお金のこと人と話すの苦手なんだよ。
そうだね、わたしはビジネスというよりお金が苦手だ。