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EMが考えるミドルマネジメントと結節点とは?🤔
都内でEMをしているミヨシと申します。
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EMの本当の役割とは?
ミドルマネジメントは、組織をつなぐ「結節点」としての役割を担う存在です。
ミドルマネジメントは、経営層と現場、ビジネスとエンジニアリング、そして内部と外部をつなぐ橋渡し役です。この役割がうまく機能すれば、組織全体がスムーズに動き出し、プロジェクトの成果や事業の成長につながります。
では、その中でもEM(エンジニアリングマネージャー) は、どのようにこの「結節点」としての役割を果たすべきでしょうか?
EMとして働く中で、こんな場面に心当たりはありませんか?
「現場で見つかった課題が、なかなか意思決定に反映されない…」
「ビジネスサイドとエンジニアチームの目線がうまく噛み合わない…」
これらは、エンジニアリング組織において特に重要な課題です。
しかし、この課題はEMに限らず、あらゆるミドルマネジメント層でも共通する問題です。EM特有の課題としては、技術的な意思決定とビジネスとの橋渡しを同時に担う必要がある点にあります。
ミドルマネジメント = 結節点
ミドルマネジメントの役割は、組織の中で「結節点」として機能することにあります。具体的には、現場と経営層、エンジニアとビジネスサイド、内部と外部の橋渡し役です。
この役割をうまく果たすことで、情報がスムーズに流れ、組織全体の意思決定が迅速かつ効果的になります。
では、この「結節点」としての役割を、EMはどのように担うべきでしょうか?
🎯 EMが果たすべき「結節点」としての役割
EMの役割は、単にチームを管理することではありません。EMは、特にエンジニアリング組織のリーダーとして、技術的な方向性とチームビルディングの両方を担う、専門性の高いポジションです。エンジニアリングの現場とビジネスサイド、さらには外部環境をつなぐ橋渡し役として、戦略的かつ技術的なリーダーシップを発揮することが求められます。
1️⃣ 自チームとの対話を深める
定期的な1on1ミーティングでエンジニア個々の課題を明確にする
技術的な方向性を共有し、チーム全体の足並みを揃える
メンバーの成長とモチベーションを促進する
2️⃣ ビジネスサイドと連携し、組織全体とつながる
マーケティング、カスタマーサポートなど他部署との積極的なコミュニケーション
ビジネスニーズをエンジニアリングに落とし込み、開発に反映
お客様視点を重視した意思決定をサポート
3️⃣ 外部環境に対する技術的なリーダーシップ
市場トレンドや技術革新に敏感でいること
外部の変化に迅速に対応し、サービスの競争力を強化
チームに対して新しい技術的課題や改善点を共有する
🚀 EMは、単なる中間管理職じゃない
EMは、単に組織の中間にいる存在ではありません。技術とビジネスの橋渡し役としての戦略的なリーダーです。
チームを導くリーダーシップ
エンジニアリングとビジネスをつなぐコミュニケーション力
外部環境に対応した柔軟な適応力
この役割こそが、エンジニアリングチームのパフォーマンスを最大化し、組織全体の成長を支える力になるのです。
💬 さいごに | ぜひコメントください
EMとして、僕もまだ経験が浅いからこそ、悩むことや迷うことがたくさんあります。
同じ境遇の方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントやメッセージで、考えや経験をシェアしてもらいたいなと思っています。
一緒に課題を共有し、解決のヒントを探していけたら嬉しいです。
次回は、EMに求められるスキルや実践的なフレームワークについて深掘りしてみます。
読んでいただきありがとうございました!