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へぇ、プリキュアっていうんだ…。『わんだふるぷりきゅあ』第3話&第4話感想

ユキまゆより先に悟くんが仲間になったぞ!第3話!
お留守番の大福!スネてない!?

よく寝ててえらい!

メエメエに案内されてニコガーデンへとやってきたいろはとこむぎ。2人による微笑ましいプリキュアグミの販促から始まった第3話。(よーし買いに行こう!ぷにぷに〜!)


太古の昔、“ニコ様”という存在によって創られた“ニコガーデン”。
全ての動物がいつもニコニコでいられるようにそう呼ばれている「ニコアニマル」たちは、元はいろはと同じ世界にいた動物たちらしい。

ところがある日突然、ニコガーデンが大きな闇に包まれた!ニコ様とたくさんのニコアニマルたちは行方不明に!助けて、プリキュア!!
…と、これが今作のプリキュアのおはなしの大筋。

とはいえ、どうやってニコアニマルを探せばいいのか? どうして動物たちはガルガルになってしまう?ニコ様は一体どこに?…などなど、分からないことだらけ。

助けるって言ったってどうしたらいいの…?と戸惑ういういろはに対し、あっさり「わかんないならムリだね!」とプリキュアグミニコの実をもぐもぐするこむぎ。かわいい。
こういうこむぎのあっけらかんとした明るさが、荒んだわたしの心を救うんだ…。

信頼する悟くんに相談したい!といういろはに対し、メエメエは「言っちゃダメェー! 絶対ダメェー!」と激しめのタイトル回収。
ニコガーデンのことやプリキュアの存在は他言禁止とのこと。

しかしその後悟くんと大福がガルガルのタマゴを見つけたことで、悟くんとガルガルがバッティング。
ガルガルの気配を追っていたいろは&こむぎが駆けつけ悟くんの目の前でプリキュアに変身する、というめくるめくテンポの王道展開。わたしは好き。(恒例)

今回のガルガルがウサギだったことも功を奏し、博識な悟くんのサポートによってナデナデ浄化成功!
浄化後現れたのは、手のひらに乗るくらい小さくてかわいいうさちゃん。

「キラ?ここはどこキラ?」

ニコガーデンに連れて帰ったところ、この子は“キラリンアニマル”といって、ニコアニマルのなかでも特別な存在とのこと。

この時しれっとニコガーデンに潜入している悟くん。
慌てふためくメエメエに「僕にも協力させてほしい!」と申し出るものの、
「でも、君はプリキュアじゃないでしょ?」と問われる。この時の悟くんの返答が良かった。

「気持ちはプリキュアと同じだよ! 僕は、困ったり苦しんだりしている動物達を助けたいんだ!」

「怖いって気持ちもない訳じゃないけど、それより、ワクワクする方が大きいかな!」

「ニコアニマルやキラリンアニマル、色々な動物達と会えるのがすごく楽しみだよ!」

兎山悟/わんだふるぷりきゅあ!
第3話「言っちゃダメェ~!」

このマインド、とってもプリキュアではないでしょうか…。

前作『ひろがるスカイ!プリキュア』で男の子のプリキュアがいたことは知っているので、キャラ紹介を見た時点ではもしかすると悟くんも…?と思ってはいたけど
このままサポートキャラ的位置づけとなりそうな予感。正直羨ましい。
いいなぁ悟くん。わたしも一般成人女性としてプリキュアを近くで眺めたいよ。

しかし続く第4話でも、ニコガーデンに行く悟くんの傍らに大福は不在。
これが何らかの伏線になるのかな?

すっかり仲良しの2人

第4話はそのタイトル通り、『猫屋敷の猫とまゆ』のおはなし。
冒頭からまゆちゃんの愛猫ユキちゃんへの溺愛っぷりがすごい。まゆちゃん、ユキが人間になるときどうなっちゃうんだろう。喜びのあまりぶっ倒れるのでは…?

大人になった今、まゆちゃんのようなキャラクターが心底愛おしく感じる。臆病で引っ込み思案で怖がりで…。

キュアリリアンの、「こわくない、こわくない」
今は自分に言い聞かせているけど、今後まゆちゃんがプリキュアになって成長していく中で少し意味合いが変わってくるセリフなのかなぁとも思う。

まゆちゃん背が高い!

それこそ“繭”の中に閉じこもるように、外の世界や人との関わりを恐れてしまう臆病な女の子が、少しづつ一歩を踏み出していく。
新しく生活を初めたこの街で、その取っ掛りになるであろう小さなステップが、今回の『いろはに初めてのメイクをしてあげる』ことになったんじゃないかな。

一方その頃、ネコパンチ

いろはが帰ったあと、ちょっと楽しかったかも、と言いながらも「はぁ、疲れた…。」とベッドに横になるまゆちゃんがとても印象的だった。
そうなんだよなぁ、人との出会いも人付き合いも楽しいけど、楽しいだけじゃないんだよなぁ。

友達になれるかな、でも…というところで、「わたしには、ユキがいるし。」と小さくつぶやくまゆちゃん。
ユキのほうに身を寄せたあと、無音で場面転換する演出にもドキッとした。ユキは微動だにしないし。

この数分で、“まだ普通”の少女の期待と不安の緩急が痛いほど可視化されていた。すごいな、プリキュア。

「でもまゆちゃん、時々不安そうな顔してたんだよね…なんでかな?」

「おさんぽすれば元気になるワン!」

この明るさにも救われるんだワン!

今回のガルガルは(迷い)タヌキ。
とにかくすばしっこいガルガルに躍起になって追いつこうとしていたワンダフルだけど、その様子を見てフレンディが気づく。
小さなこのタヌキは誰かに危害を加えようとしているわけじゃない。ただただ不安で怖くて、猛スピードで逃げ惑っているだけではないかと。

「初めて来た街で、友達も居なくて、不安で、どうすればいいかわからなくて。怖がってる。…そんな気がする。」

「それじゃ言わなきゃ!わたしたち、怖くないよって!一緒に遊ぼうって!」

「おうちにおかえり!」

無事にガルガルを浄化しニコガーデンに返してあげたあと、まゆちゃんに“お届け”をするいろはとこむぎ。

いろはがまゆちゃんにサプライズプレゼントしたのは、おそろいのおさんぽバッグ。おさんぽしたら元気になるからね!

「どうしてわたしに…?」と驚いた顔で尋ねるまゆちゃん。

まゆちゃん!ユキちゃん!アニマルタウンにようこそ!これからよろしくね、ってコトで!

犬飼いろは/わんだふるぷりきゅあ!
第4話「猫屋敷の猫とまゆ」


ああ、「おかえり」や「ようこそ」という言葉を笑顔で言える人って、いいなあ。
あなたを歓迎していますよ!という意思表示は、それだけでプレゼント。相手にあたたかな安心を与えるんだなぁと思った第4話でした。

祝御開店!Pretty Holic!

「これ、買います!」


当然のように予約していた!


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