自分のキャリアについてあれこれ考える
先日、知人から「どうしてそんなにキャリアを真剣に考えているの?」と質問されたことがありました。
正直、キャリアを考えることは日記を書くことと同じくらい気軽にしているだったので、びっくり・・・
と、同時にここ5年くらいはずっとキャリアに迷い悩みながら、手探りで進んできたことを思い出した。
ここで一度、わたしにとってキャリアとはなにか?を深掘りしてみたいと思います。
キャリアとは?
まずはキャリアが一般的にどう定義されているのか見ていきます。
これを踏まえて、私にとってキャリアとは「自分を形づくるもの」だと考えています。
私は働くことが好きです。
仕事を通してではないと学べないような貴重な経験や達成感、やりがいを感じられ、それらのことは自分自身を豊かにしてくれると考えているからです。
これは私が医療職であることが関係しているかもしれませんが、お金と同じくらい、仕事への達成感や誰かの役に立っているという感覚(心理的報酬)を大切にしています。
そして、これらの経験は夫のキャリアのみを応援しただけでは得られることはできません。
私自身が仕事をして、キャリアを積み上げていくことが必要なのです。
そして、キャリアは自分のものという認識が強いように感じます。
時々「結婚したんだから、パートナーの収入に頼ってもいいんじゃない?」と言われることがありますが、これに対してもなんとなくの違和感があります。
夫は夫のキャリアが、私には私のキャリアがある。
家族になったからといって、それぞれ個人のキャリが交わったり、一つになったりすることはないかな〜。
イメージとしては1つの舟に私と夫が乗り込むのではなく、私には私の舟が、夫には夫の舟があり、2つの舟が並んで走っているかんじ。
家族なので向かう目標や方向性は合わせたいですが、夫の舟に乗り込むようなことはしたくありません。
自分の人生を自分でコントロールできるようにしたいと思っています。
夫婦生活なので、時には夫とすれ違ったり、意見が合わなかったりすることもありますが、GENDA代表取締役社長の申真衣さんの言葉に励まされながら向き合っています。
転職時に考えていたこと
私は看護師免許を持っていて、これまで病院を2つ経験し、その後一般企業へ転職、来月から2社目になります。
病院から一般企業へ転職する際は、正直あまり真剣に考えておらず、うまくいくでしょといった根拠のない自信を持ち合わせていました(笑)
1度目の企業転職(看護師 → 産業看護職)
初めての企業転職の時に考えていたことは「夜勤を辞めたい」「自分の身に危険が及ぶ業務から離れたい」です。
丁度、コロナ禍到来時期だったので、得体の知れない感染症と対峙する毎日は恐怖そのものでした。
そういったことから、転職時に大切にした働き方の条件は以下の2つです。
日中のみの業務で生活リズムが乱れないこと
感染状況に応じて働き方を柔軟に変えられること(在宅ワークなど)
2度目の企業転職(産業看護職 → コンサル)
2度目の転職は「雇用の不安定な職種を変えたい」「適切に評価され、年齢や実績に応じた報酬が欲しい」という気持ちが強くありました。
1度目の転職で看護師から産業看護職になり、私が希望していた条件は叶ったのですが(月〜金の勤務、PC作業なので在宅ワークが可能)、今度は雇用の不安定さが将来への不安に繋がるようになりました。
というのも、産業保健業界の求人は派遣社員や契約社員が大半を占めています。
企業に直接雇用されている保健師もいますが、1つの席を何人もの人と争わなければなりません。
そして、年収400〜550万円が相場です。
直接雇用だったとしても1人職場の場合は管理職になるなどの選択肢はないことが多く、給与が上がる見込みがありません。
長期的な目線で考えて転職した方がいいという結論に至りました。
そして、今回の転職時に重要視した点は以下の2つです。
他者と差別化できるようなスキルが身につく
専門職の枠組みから外れても需要がある
現在についてと役立つサイト
現在は徐々に自分が希望するキャリア像に近づいてきたのではないかと思っています。
看護師から大きく年収を落とし、契約社員として働き、やや遠回りだったようにも感じますが、2度目の転職で大きく舵を切れたのではないかと考えています(多分・・・!)
キャリアについては4年目看護師からずっとモヤモヤモヤモヤしていました。
そこから一歩ずつ踏み出したことで、今は少し霧が晴れてきたように感じます。
キャリアのことも自分自身のこともわからない・・・と思っていた時にキャリアコンサルタントの大先輩に教えてもらったことはこちら。
何かのヒントになればうれしいです。
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