散文と批評『5.17.32.93.203.204』

2023年4月に『5,17,32,93,203,204』というタイトルの論集ZINEを…

散文と批評『5.17.32.93.203.204』

2023年4月に『5,17,32,93,203,204』というタイトルの論集ZINEを創刊しました。 浄土複合ライティングスクールの有志メンバーです。 新刊が出ます👉【文学フリマ京都8】2024/1/14(日)ブース:さ-33

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    散文と批評『5.17.32.93.203.204』常設展/ポリアモリー/KEX2023

    美術、舞台、社会を横断的に語る散文&批評ZINE特集① 常設・コレクション展――その見方と通い方◆座談会各務文歌、谷川哲哉、吉田理紗、水上ミサキ、懶い◆響き合う対話の空間――京都市京セラ美術館コレクションルーム各務文歌◆八ヶ岳とキース・ヘリングをつなぐ展示室――中村キース・ヘリング美術館 コレクション展評吉田理紗◆視覚的アラカワ+ギンズ谷川哲哉特集② ポリアモリーのタンジェント◆ヘミングウェイの三角関係?懶い◆モノガミー批判と聖書読解――オナイダ・コミュニティーの試みシラカワタイヨウ◆日本仏教における性愛について――ポリアモリーをきっかけに足利大輔◆けんかですむなら中でがいい中島亮二特集③ KEX2023――まぜまぜをほどく◆これ観た!あれ観た? KYOTO EXPERIMENT2023座談会シラカワ、中西、懶い、よるの木木◆私たちの身体的な語彙シラカワタイヨウ(ルース・チャイルズ&ルシンダ・チャイルズ「ルシンダ・チャイルズ1970年代初期作品集」評)◆二重断面中島亮二(バック・トゥ・バック・シアター「影の獲物になる狩人」評)自由論考◆からだを文・節化する羽渕徹(オフィスマウンテン『能を捨てよ体で生きる ソロバージョン』評)◆宝塚歌劇 星組公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』公演評吉田理紗◆『テニスの王子様』を分析する——マンガで表現される境界線と視線神田恵理◆DJ行為試論足利大輔◆『ケイコ 目を澄ませて』考懶い創作◆菜食生活十年中西みみず詳しい内容紹介はこちら①https://note.com/_5173293203204/n/n2c01743149a6②https://note.com/_5173293203204/n/n9b75f0c503ea------発行:5.17.32.93.203.204 編集室B5版/148頁刊行:2024年1月14日
    ¥1,100
    5.17.32.93.203.204
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    論集『5,17,32,93,203,204』

    浄土複合ライティング・スクール4期生有志による自主制作の論集ZINE収録論考◆外側から「僕」を見つめる ーー努力クラブ 第 16 回公演「世界対僕」をめぐって神田恵理◆まばたき、谺、手紙 ーー小田香『鉱 ARAGANE』、『セノーテ』、『ノイズが言うには』、『あの優しさへ』reviewよるの木木◆リアルを救うことはまだできそうか ーー石川竜一『zk』のための試論懶い◆次元のはざまでーー2.5 次元印刷「StareReap」作品に接近する吉田理紗◆ウォーホル、最後の晩餐シラカワタイヨウ◆絵画でもパフォーマンスでもなく ーー村上三郎のタブローについての試論谷川哲哉◆ メルツバウを見る、聴く、もう一度見る中西一史◆ 脱タテモノ論 ーー谷口吉郎〈藤村記念堂〉について中島亮二
    ¥500
    5.17.32.93.203.204
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    アメイジング『質問が100個あるじゃろ』

    事前の宣伝もなしに文フリで即完売した謎の本
    ¥200
    5.17.32.93.203.204
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    散文と批評『5.17.32.93.203.204』常設展/ポリアモリー/KEX2023

    美術、舞台、社会を横断的に語る散文&批評ZINE特集① 常設・コレクション展――その見方と通い方◆座談会各務文歌、谷川哲哉、吉田理紗、水上ミサキ、懶い◆響き合う対話の空間――京都市京セラ美術館コレクションルーム各務文歌◆八ヶ岳とキース・ヘリングをつなぐ展示室――中村キース・ヘリング美術館 コレクション展評吉田理紗◆視覚的アラカワ+ギンズ谷川哲哉特集② ポリアモリーのタンジェント◆ヘミングウェイの三角関係?懶い◆モノガミー批判と聖書読解――オナイダ・コミュニティーの試みシラカワタイヨウ◆日本仏教における性愛について――ポリアモリーをきっかけに足利大輔◆けんかですむなら中でがいい中島亮二特集③ KEX2023――まぜまぜをほどく◆これ観た!あれ観た? KYOTO EXPERIMENT2023座談会シラカワ、中西、懶い、よるの木木◆私たちの身体的な語彙シラカワタイヨウ(ルース・チャイルズ&ルシンダ・チャイルズ「ルシンダ・チャイルズ1970年代初期作品集」評)◆二重断面中島亮二(バック・トゥ・バック・シアター「影の獲物になる狩人」評)自由論考◆からだを文・節化する羽渕徹(オフィスマウンテン『能を捨てよ体で生きる ソロバージョン』評)◆宝塚歌劇 星組公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』公演評吉田理紗◆『テニスの王子様』を分析する——マンガで表現される境界線と視線神田恵理◆DJ行為試論足利大輔◆『ケイコ 目を澄ませて』考懶い創作◆菜食生活十年中西みみず詳しい内容紹介はこちら①https://note.com/_5173293203204/n/n2c01743149a6②https://note.com/_5173293203204/n/n9b75f0c503ea------発行:5.17.32.93.203.204 編集室B5版/148頁刊行:2024年1月14日
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    論集『5,17,32,93,203,204』

    浄土複合ライティング・スクール4期生有志による自主制作の論集ZINE収録論考◆外側から「僕」を見つめる ーー努力クラブ 第 16 回公演「世界対僕」をめぐって神田恵理◆まばたき、谺、手紙 ーー小田香『鉱 ARAGANE』、『セノーテ』、『ノイズが言うには』、『あの優しさへ』reviewよるの木木◆リアルを救うことはまだできそうか ーー石川竜一『zk』のための試論懶い◆次元のはざまでーー2.5 次元印刷「StareReap」作品に接近する吉田理紗◆ウォーホル、最後の晩餐シラカワタイヨウ◆絵画でもパフォーマンスでもなく ーー村上三郎のタブローについての試論谷川哲哉◆ メルツバウを見る、聴く、もう一度見る中西一史◆ 脱タテモノ論 ーー谷口吉郎〈藤村記念堂〉について中島亮二
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          文学フリマ京都8に出店します

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          note開設のお知らせ(『5,17,32,93,203,204』)

          noteを開設しました。 ZINE発行にまつわる情報など、詳しくお伝えしていきます! 是非フォローよろしくお願いいたします。 『5,17,32,93,203,204』とは?美術、音楽、建築、舞台、写真、映画など さまざまな対象についての論考を集めたZINEを発行しています。 これまでの活動2023年4月に創刊しました。 vol.1はオンラインでもご購入いただけます。 ▼通販はこちら これからの活動現在、vol.2を鋭意制作中。 参加メンバーも増え、内容も大幅にボリュー

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