映画日記:リリーのすべて
最近は映画を2時間観る集中力が持たない。
途中で違うなぁと思ったら、投げ出してしまう。
そんな私が、久しぶりに時間を忘れて没頭できた映画に出会えたので記録しておきたくなった。
The Danish Girl(邦題:リリーのすべて)は、エディレッドメインがオスカーを受賞した時から気にはなっていた。
昔から知っている脇役の彼がどんな演技をしたんだろうなぁ、と。
しかし、ストーリーを聞いて、そこまでハマらないかもと、期待はしていなかった。
始まってみたら、最初のシーンから最後のシーンまで、一時も目が離せなかった。
それは終始絵画のような画角で映し出される美しい映像と、エディレッドメインとアリシアヴィキャンデル主演2人のものすごい演技の賜物だった。
圧倒的。
この映画は、音楽とかストーリーが刺さったというより、俳優の本気のパフォーマンスを見せていただいた満足感がすごかった。
人間と人間の絆と愛と苦しみを見事に表現して、枯れかけている私の集中力を呼び覚ましてくれた。
私はいつだって、恥も外聞もなく、本気出している姿に惹きつけられる。
それが一番かっこいい。すごいの。
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