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福井あとがきと写真
あっという間の2泊3日だった。
敦賀から地元に帰る電車に揺られながら福井で出会った優しさを思い出し、帰りたくない、この旅行を終わらせたくないとずっと思っていた。
鯖江周辺のコンサートに合わせて色々計画してくださった地元の方々、バス乗り場で迷っていたら声をかけてくれた方、丁寧に案内をしてくれた方、ライブで隣だった方など…
人の優しさを感じた旅だった。
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流れゆく景色をぼーっと見つめていると、ある光景が目に入る。
ある駅で止まった時、展望デッキのようなところから電車を見て無邪気にはしゃぐ小さな子どもと、それをニコニコと優しく見守るお母さんの親子の姿。
旅終わりにセンチメンタルになっていたせいか、その光景が何故か目に焼きついて、通り過ぎた後泣いた。
一瞬だったけど、幸せそうな親子だった。自分にもあんな純粋無垢で素直な時期があって、きっと家族で居る時間が幸せで楽しかった頃もあったのかな。
勝手に自分と重ね合わせて泣いた。
周りに人が居なくて良かった。
そして、帰りたくないと言っていたら本当に乗る新幹線を間違える。
名古屋で違う新幹線へ乗り換えてしまい、降りたかった駅に停まる気配がない。「えっ?」と言う間に爆速で通過していった。
着いた先で駅員さんに事情を説明し、何とかなる。
確認不足で仕事を増やしてしまい申し訳ございません。
一瞬だけ新横浜の空気を吸って折り返した。
1日でこんなに電車に揺られる経験はなかったのでめちゃくちゃ疲れたけど、これも忘れられない思い出となった。
いまこれを書いている時はあの暑い夏が懐かしいほど冷える時期になったけど、ふと今でも楽しかったなあと思い出す。
福井駅周辺の夜の雰囲気が特に好きだった。
都会と違って人の気配が少なく、飲食店も遅くまでやっているところが少ないので、夜らしく静まり返る街。
その中をほろ酔いの頭で歩いて散歩した時間が好きだった。
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今度行くときは、福井県立恐竜博物館、東尋坊、水島など…ちゃんとスケジュールを組んで観光地へ行ってみたい。
そして、福井グルメをもっと堪能したい…!次こそ!