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珈琲処豆屋 夢二香房-エクアドル アリバナショナル 72%-

 奈良県にあるコーヒー店、夢二香房がつくるチョコレート。自家焙煎珈琲のほか、チョコレートもカカオ豆のローストから一つひとつ作って提供している工房です。2016年ごろの情報をみると、カカオハンターの小方真弓氏より仕入れたカカオ豆を使用していると書いてありました。現在もそうなのかどうかは、わかりません。
 材料はカカオとビートシュガー(甜菜糖)のみ、カカオの個性を比べてほしいとのおもいから、すべて72%のダークチョコレートとしているとのこと。カカオバターの追油もしないのだそうです。

 モールドは2種ありまして、こちらはマヤの紋章の入ったほうです。現在ネットショップで販売しているロットは、私が購入したものと異なっているみたい。いま購入すると前ロット(私が食べたほう)のおまけがついてくると書いてありました。

エクアドル アリバナショナル 72%
トーストしたパンにオリーブオイルとバルサミコ酢をつけたときの香りがします。醤油が焦げたような、こくがあって舌が縮むような香りも。
味わいは、苦さとスモーク感をとらえました。プリンのカラメル部分みたいに、苦みと甘みが同時にやってくる。クリームチーズにかつお節と醤油を合わせたアルコールのつまみ、そして終盤からアフターにかけては、苦みが口の中を震えさせる感覚が残ります。

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 最近の例にもれず、このチョコレートも味わってからしばらく経っているんですが、書いていたらその味わいが思い出されてきました。これの発酵がどんなふうに変化しているのか、新しいロットも気になるところです。
 保管庫がもうけっこうすかすかしてきてて、チョコレートのストックを増やしたいなと考えてはいるんですが、まだ日中あたたかかったりするので、見送り続けています。今日も昼間はぬくぬくしていて、でも明日から11月に入るんですよね。
 近所のスーパーマーケットの入り口が、クリスマスの飾りつけになっていました。私は1年のうちで12月がいちばん胸が高まります。だけどこの時期って、なんやかんややっているうちに通りすぎちゃうんですよね。まばたきするたびに景色が移って、あっという間に終っていく儚さが、すごく切なくなる。

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今日の「チーかま」:先日すごく久しぶりにチーかまを食べました。あの、魚肉ソーセージ型というか、セロファンでぴっちり包んであるやつです。おいしいですよね。それで開け方のことでも書こうとおもったんだけど、いま調べたらあの包み方は「ロケット包装」というんだと知りました。説明を書き写してみますね。

ロケット包装とは、一般にチューブフィルムに内容物を充填し、円筒状となったものの両端をアルミワイヤーで結紮して絞った形のものに対して与えられている呼称である 。内容物としては液体と固形物の混合体、粘性をもった半流動体および固形のものが主である。固形物の多くは充填時にはある程度の流動性があり、これを充填後加熱することによって凝固させたものである。

日本包装学会誌 Vol.22 No.2(2013)より

いえ、だからなんだって話なんですけど、こういう書き方ってなんだかクスッときませんか? そうでもないかな?

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