エルセイボ ボリビア-ヘリテイジカカオビーンズ リミテッドエディション 75%-
私がチョコレートの世界にひきこまれたきっかけは、何度か書いていますがクロエ・ドゥートレ・ルーセル氏を知ったことです。
そのクロエ氏と南米ボリビアのエルセイボ農業協同組合との共同開発によるファインチョコレートブランド『エルセイボボリビア』から、今日は野生のカカオを使用したタブレットチョコレートについて書いていきます。
アルトベニ地方、コベンドという地域のアマゾン原生林で何世代にも亘って守られてきた大切な大切な野生のカカオということで、『ヘリテイジ(遺産)カカオ』と名付けられたカカオを使用したチョコレートです。
ヘリテイジカカオビーンズ リミテッドエディション 75% チョコレートを割るときのクラック音はほとんどせず、ぽふっと割れました。エアリーな感触です。香りは深く、ウィスキーやコーヒー、バルサミコや皮革など、浮かぶのは重厚なイメージのものばかり。
口にすると、まろやかな緑茶の甘みが感じられ、芳しい紅茶やレモン(あるいはレモングラス)。それからまた浮かび上がってくる、甘み。
うまく言えないんですが、なんというか、ちょっと不思議な感覚に陥るチョコレートでした。速やかに溶けていき、味わいは安定感がありつつも、単調というわけではありません。上等品なんだな、とおもわせます。
気温が高くなる夏場は、写真を撮っている間にチョコレートがやわらかくなってしまいます。こんなことしてる場合じゃないよな、なんて思いながらもなるべく手早く写真を撮ります。
はやく涼しくならないかな。
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