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イタリアのラメが入ったニットに一目惚れした話

こんにちは、ぴぴです。
先月、学生時代からの友人と梅田で遊んできました!
友人は私のnoteをよく読んでくれているそうで、それを聞き、note投稿へのモチベーションがぐんと上がりました。

今回の遊びのメインはショッピングで、梅田を歩き回り、冬服2着を手に入れました!

そのうちの1着、LOULOU WILLOUGHBY(ルルウィルビー)のカーディガンがとっても素敵なので、その紹介も兼ね、お買い物の過程を記します!


5年前のお買い物がとても印象に残っていた

友人と二人で遊ぶのは今回が二度目(食事だけの回を除く)で、前回は5年前、2019年の12月でした。
その時のことはとても印象深いです。

貧乏学生だった私は、学生時代に友人と一緒に服を買いに行った経験がほぼありません。

社会人になってそれなりの収入を得るようになっても、何となく買い物は一人の方が気楽かなと思い、同性の友人と服を買いに行くことはあまりありません。(化粧品を一緒に買いに行くことの方が多いです。)

そんな私にとって、5年前の友人との買い物は、めったにない機会かつとても楽しい一日だったので、幸せな瞬間として記憶に刻まれています。

確か昼食を済ませてから集合し、阪急うめだ本店や大丸梅田店のあたりをうろうろして、気になった服を片っ端から試着して、買う気のないジュエリーも観察して(笑)、きゃっきゃしながらお買い物を楽しみました!

PRONTでお茶をしたことや、晩ご飯に串カツを食べたことも懐かしい思い出です。

その日、二人ともThe Virgniaの服が気に入って購入したのですが、残念なことに、その2年後にブランドが終了してしまいました。

色遣いが華やかで、甘すぎないけれど可愛く、価格帯も手を出しやすく、色々な意味で使い勝手の良いブランドでした。

その時に買ったニットやマーメイドスカートは今でも愛用しています!

友人とは顔立ちや体型、髪型や化粧、好みのテイストなどが、結構大きく違います。

違うからこそ、一人で買い物をする時には入ることのないお店に入り、知らなかったブランドの存在を知ることができます。

「今まで気にも留めていなかったけれどこういうアイテムもありだなー」とか、「やっぱりこれは私にはハードルが高いなー」とか、一人の買い物では感じないことを感じることもできます。

今回の予算は5万3527円

前回のショッピングがとても楽しかったので、今回のショッピングにも大きな期待を寄せていました。

会うことが決まってすぐ、お買い物資金をどう捻出するかを考えました。非正規雇用の身、自由に使えるお金はあまり多くはありません。

独身時代の貯金はそれなりにあるのですが、「できれば今年の買い物は今年の収入から支出したい」という意識で日々のお金の管理に取り組んでいます。

しかし、無職期間4ヶ月、週18時間勤務、お財布事情は厳しい・・・というわけで、現金を使わずに買い物をしようと考えました。

(※クレジットやキャッシングやリボ払いではありません。)

名付けて、「必殺、Sポイントと商品券大作戦」です。

引っ越し前、Sポイント経済圏で暮らしていたこともあり、その時点で保有ポイントが25,527円分ありました。

それから、諸々のキャッシュバックなどでもらって使わずに置いていた商品券28,000円分。

「よーし、5万3527円までで好きなものを買おう!」

かくして、無事予算を組むことができました。

キラキラの聖地 阪急うめだ本店へ

決戦の日は、2024年11月24日。
神戸北野のホテルで目覚めた(前乗りしていた)私は、普段より気合を入れたメイクで梅田に向かいます。
(買い物の途中に鏡で自分の顔を見たら大して盛れていなかった・・・笑)

ランチの予定が串カツであるとわかっていたのに、ショッピングで着る用に荷物に入れたスカートが白色で、泣く泣く茶色のニットに黒パンツという地味なスタイルで参上してしまったのが唯一の後悔ポイントです・・・。

それはさておき、梅田で無事友人と合流し、ランチ前の1時間を「下見」と称して、まずは梅田界隈の最キラキラスポット(独断)阪急うめだ本店へ。

一旦6階(多分)まで上り、お店と並んでいる商品をざっとチェックします。
5年前と同じ場所にそのままある店舗もありましたが、結構様変わりしているように思いました。

久しぶりの「うめはん」、歩いているだけで気分が高まります。

同じブランドでも、うめはんに入っているお店は他の店舗よりも素敵に見えることがあります。(私見です。)
素敵なお店が並んでいると相乗効果でより素敵に見えるのでしょうか。

メゾンマルジェラの前を通りがかったとき、店員さんがみんな白衣を着ているのに驚いて「へえ~」と思いながら、「ここのコートって高いらしいなあ」と言いました。

友人の返答は「せやな」とか無難なものだったと思うのですが、串カツ屋に着いてハンガーに友人がかけたコートがメゾンマルジェラでした!さっき言ってよ!(笑)

思わず「え!」って言ってしまいました。奮発して買ったそうです。とっても素敵でした。

そして出会ったルルウィルビー

うめはんの中で私が最も心を躍らせたのは4階の真ん中あたりの一角です。
シューズギャラリーを抜けたすぐ先に、ルルウィルビーはありました。

並んでいるお洋服の全てが可愛い、素敵・・・うっとりします。

実はルルウィルビーとの初対面はここではなく、確か1年ほど前に名古屋のタカシマヤをふらふらしていたときに目に留まり、店員さんとお話させてもらったのが初めでした。

(今知りましたが)4店舗しかないブランドで、それ以後ルルウィルビーの店舗との出会いがなかったのでそれっきりになっていましたが、この日久しぶりの再会です。

一番に目に留まったのが、きれいなパステルカラーのニット。キラキラしたラメが入っています。

プルオーバーとカーディガン、二つのデザインがあります。

「これ可愛い~!!」と言いながら表面をさらりと撫でてその柔らかさに驚き、「イタリアのラメが入っているんですよ~」という店員さんの歌うような声に耳を傾けつつ、ファーストコンタクトはここで終了。

簡単には手が出せない価格帯のブランドだと名古屋での初対面で知っていたので、値札の確認もしませんでしたが、

「パステルカラー可愛いな」、「冬用のニットを新調したいな」と、今回の買い物の方向性が何となく定まってきました。

友人とお店の中を一通りまわって、注目した商品の説明を多少受け、数分で店舗をあとにしました。
店員さんはにこにこと応対してくれ、感じの良いお店だと思いました。

店員さんが着ていたこのセットアップも素敵でした。(ベアトップは自分にはハードルが高いけれど、インナーを着ても大丈夫だそう。)

「ニット、素敵だったなー」といううっとりとした気持ちを抱えつつ他のお店を見てまわりながら、
「さっきのニットいくらだろう」と気になって、歩きながらオンラインショップを検索。

「3万7000円!!!」

やっぱり高級ブランドだなー、さすがに買えないなと、うっとりした気分が半分しぼんで、ランチのお店へ向かったのでした。

ランチ後、大丸梅田店へ

串カツを食べながら、「さっきのニット、試着だけでもしたらよかったな」という後悔が生まれてきました。

とはいえ、ショッピングに使える時間は限られているので、他のお店も見てまわりたい。
ランチ後は、大丸梅田店を経由してルクア、グランフロント方面に向かうことにしました。

大丸梅田店はうめはんに比べて混み具合が緩やかなので、結構好きな買い物スポットです。特に化粧品売り場は、うめはんだと「女の戦場」という感じがありますが、大丸は比較的穏やかです。(これも私見です。)

5年前のショッピングでは大丸で良いものに出会ったので、今回も期待していました。

大丸でも各フロアざっと見てまわります。素敵なニットとの出会いを経たので、自然とニットに目が向き、中でもラメが入った商品に注目してしまいます。(今年はラメニットが流行っているのでしょうか。)

「さっきのニット可愛かったな~」と、違うニットを見ながら何回も友人に言っていました。(笑)

ラメニットは多くの店で見かけましたが、やっぱり何だかイタリアのラメの方がすごく素敵だったような気がしてきます。
試着をしなかったのがすごく惜しいことのように感じられてきました。

パーソナルカラー的に、あのニットの色が自分に似合うことは確信していました。
あとはサイズやデザインが自分に合うかだけです。

身長が平均より大幅に低い私にとってはサイズは大問題ですが、ニットなら袖は折れる(萌え袖があまり好きではない)し、丈が長くても何とでもなります。

とはいえ、お金はどうするんでしょう。3万7000円は、今回の予算の半分以上です。
(そして、このときすでに大丸で1万4000円のニットを1着購入済み。)

時は11月の24日、あと10日で私の誕生日。

「試着して気に入ったら、本当に欲しいかどうか数日考えて、誕生日プレゼントに買ってもらおう。オンラインショップがあるし。プレゼントの上限は3万円だから、差額を自分で払おう」と算段をつけました。

これで私の大勝利!!!!!

大丸を一通り見たあと、予定では次はルクア方面でしたが、友人が「どうする?もっかい見たいとこある?」と声をかけてくれ、ここで「さっきのラメニットを試着したい!!」と伝え、うめはんに引き返すこととなりました。

衝撃の事実 あの色はうめはん限定品だった!

ウキウキルンルンでうめはんに戻ってきた私(たち?)。
さっきの店員さんは席を外していましたが、他の方がいたので、「さっき見ていたこのニットを試着したいです」と伝え、試着室に案内してもらいます。

カーディガンを着て鏡を見た瞬間、「やっぱり似合うよね~」と思いました。(笑)袖は少し長いけれど、丈は(本当はもっと短めのデザインなのか)、ぴったりです。

それから、とても軽い
可愛いデザインでも、重たいニットは次第に着なくなってしまうので、軽さは重要です。

満たされた気持ちで試着室から出ると、さきほどの店員さんが「おかえりなさいませ」と迎えてくれました。
「とってもお似合いですよ」とも。ですよね!

次にプルオーバーを着ました。袖にデザイン性のある、主役級ニットです。その日はいていたパンツにとても似合って、これまたかんわいい~!!!キュンとしました。

ここで店員さんから驚きの事実を告げられます。

「このカラーは梅田阪急限定で、ネットにも出ていないんですよ~」

「えっ、ここでしか買えないってことですか」

「そうです。数も色も限定なんですよ~」

確かにさっきオンラインショップを検索したとき、お店に並んでいたのより色が薄いなと思ったのでした。

パープルは限定色だったんだ・・・。
ネットで買えないなら誕生日プレゼントにはできないなあ。
梅田に夫と来れば買えるけど・・・梅田に来るのに二人で1万円交通費がかかるし・・・その時まで残っているかわからないし・・・。

試着室に戻って着てきた服に着替えながら、頭の中は高速回転です。

とはいえ、結論はすぐに出ていました。
今日 私は このラメニットを 買います!

着てきた服に着替え、試着室のカーテンをシャッと勢いよく開けた私は、店員さんに笑顔で「買います」と伝えたのでした。

素敵なニットが私のものになった

お金がないのがばればれだとは思いつつ、
「ポイント全部使ってください!!」
「残りはこの商品券で払います!!」
と、恥ずかしいのを勢いでごまかし、素敵なニットのお迎えに至りました。

ちなみに、選んだのはカーディガンです。店員さんの「こっちの方が使いやすいですよ」という一言が決め手でした。

カーディガンはボタンを閉めてプルオーバーとしても着られるし、袖が大きくない分上に着るアウターを選ばないし、ワンピースの上に羽織ることもできるなど、汎用性が高いそうです。

確かに何とでも合わせられそうです。

撮影のときだけハンガーにかけました。(コロナ禍の「撮影のときだけマスクを外しています」みたい。)

写真が下手なのであまり映えていないのですが、私の今年のイチオシはこちらです。

誕生日の日におろして、大事に着ています。
どこに着ていこうか、
どんな組み合わせにしようか、妄想がふくらみます。

一目惚れもたまにはあり

以前からの課題として、「買う前にちゃんと考える」ということがありました。
一目惚れして買ったのに、着てみたら着心地が悪かったとか、流行や体型の変化などで着なくなってしまい後悔した経験が今までに何度もあります。

でも、今回はきっと大丈夫。
似合う色だし、合わせるものを選ばない形だし、軽くてとても着心地がいいし、見ていても着ていても心がときめく洋服だから。

北近畿に着て初めての冬、今までの人生で一番寒くなるだろう冬を、ルルウィルビーのラメニットとともに乗り切ろうと決心した私でした。




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