
人生をどう攻めるか、34才時点での考え
「さて、これで守るべきものができたわけですが、人生は攻めていけ!」
結婚を機に転勤族になり、非常勤講師をしながらキャリアを模索しているぴぴです。
先月、9月に挙げた結婚式のDVDが届き、そこには両親からのメッセージが収録されています。
実の親からのメッセージは感涙もので、大いに心を揺さぶられました。
しかし、映像を見てから1ヶ月半以上が経った今、私の心に浮かんでくるのは、冒頭の言葉、義理の父からのメッセージです。
「人生は攻めていけ」。
怒涛の1年を振り返り、自分の心の声に耳を傾けた結果、「攻める」とは、欲しいものを諦めないために変化・挑戦することだと結論づけました。
そのように考えた過程と今の思いを言語化してみます。
リソースがありあまる
2024年3月末に、11年勤めた学校を退職しました。
その後、2ヶ月の独身アディショナルタイムを経て結婚。夫の住む地へと引っ越してきました。
6月末からは非常勤講師として新しい学校に赴任し、週20時間ほど勤務しています。
同居してから、家事は夫と半分こ、働く時間も以前の半分以下で、伴う責任やストレスも半分以下、収入も半分以下なのは不満ですが、生活には不自由しません。
9月に結婚式を終えるまでは忙しくしていたものの、式後は自分だけのために使える時間が倍以上になり、のんびりまったり、好きなことをして過ごしていました。
気楽で穏やかな日々。だんだんと、物足りなさを感じてきました。
私の中にはまだまだリソースがあり余っている、もっと自分の能力を発揮したい、と思うようになりました。
同居に対する考えの変化
夫と結婚前、同居をするか、別居婚を選ぶか、かなり悩みました。
同居するということは、夫の転勤に帯同することを意味します。
1つの場所に長くても3年しかいられないので、正規採用はほぼ諦めるしかありません。
それでも、結婚前から子育てをする選択肢を捨てたくはなかったので、同居を選びました。
「子育てをしないことにしたら、前の職場に戻って働いたらいいや」と思っていました。
でも最近、考えが変わってきました。
「子育てという共同プロジェクトがなかったとしても、同居を続けたい」と。
毎日食事を一緒に摂って、「おはよう」と「おやすみ」を顔を見て言い合える生活は、ずっと遠距離恋愛をしていた身からするとこの上ない幸せです。
私の中で、「同居」は「選択肢の一つ」から「前提」へと変わってきました。
フルタイム教員に戻るかどうかの葛藤
一旦無職になってみて、教員免許という資格の強みを実感しました。
特に今は教員不足。自分が望めば、常勤講師(正式採用ではないフルタイムの教員)として働ける可能性は高いです。
いつかはまた学校で働いて担任をしたいと、いつも頭のどこかで思っています。
それは今なのか。
今ではない、というのが現在の結論です。
前の学校で働いていたときの私は仕事中毒でした。
「仕事=人生」だと本気で思い込んでいました。
一旦フルタイム勤務から離れた今、「さすがに仕事に全振りしすぎだったな」と思います。
仕事に全振りする時間があったからこそ、得られるものもたくさんあったので、後悔はしていませんが。
今フルタイムの教員になったら、また仕事中毒の自分に戻ってしまいそうです。
(仕事以外の柱を努力して作ればいい話なんですが。)
せっかく結婚してがらりと環境を変えたのだから、今までとは違う人生を歩んでみたい。
担任やフルタイム勤務のブランクが長くなることによって失うものはたくさんあります。
でも、ずっとフルタイム勤務をしていたら得られなかった知識や経験で、自分の引き出しを充実させていけば、その穴は埋められるのではないか。
今までとは違う道を模索し、何かを変えてみる、自分を変化させていくのも、「攻め」の一つだと考えます。
ガツガツ生きたい
女性の生き方を形容する表現として、よく「しなやか」という言葉が使われます。
素敵な言葉だとは思いますが、私は「しなやかに」というよりも、むしろ「ガツガツ」生きていきたい。
数日前に夫と「人生を攻めるとはどういうことか」について話していたとき、夫は「『挑戦』だと思う」と言っていました。
それには私も同意で、挑戦は自分自身をアップデートさせると思います。
自分で決断すればいろいろな挑戦が可能なので、思い切ってやってみることを習慣化したいです。
この1年の「攻め」の記録
最後に2024年の「攻め」をリストアップしてみます。
①退職後、無職の期間を作って「何者でもない時期」を経験してみた
②特別支援学校という新しい環境、非常勤講師という新しい勤務形態に挑戦した
③引越しで住む場所を変化させ、二人暮らしも始めた
④保険、年金関係は全て自力でやるようになった
⑤X、noteで発信を始めた
⑥家事をきちんとやるようになった
⑦ライフログをつけるようになった
些細なことから、人生レベルで見ても大きなことまで、様々な変化、挑戦を経験することができました。
来年はもっともっと攻めていきます!!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。