さよならをも、辞さず ~ホンキノオモイ・ホンキノコタエ~
おおかたの話が終わった時『諍いは嫌いだから』と言った自分の言葉に
『諍いが好きな人なんていないと思う』という応答があったのだけれど
このひとはおそらく[ホントウノサカイ]を知らないのだろうと、そう思った。
思った
それだけで、クチニハ シナカッタ、のだけれど。
何がきっかけだったのか、それすらまるで思い出せない。けれど
気がついた時には、もはや、場当たり的な対応では覚束ないほどの
状態になっていたと、それは、わかる。
わかったからと言って、すぐに解決策が頭に浮かんだわけではなく
いい加減に、もうここで、そう・・・場合によっては、さよならをも
辞さない、その覚悟で一通のメールを書いた。