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電話をたくさん した 非日常 極まりの無い時間を たくさん過ごした 企業への問い合わせ 相談 変更の要請 それはそれはもう 大勢の見知らぬ人たちと 会話をした 顔を 合わせず 最後の最後と もうこれで おしまいにしたい と そっと けれど 心から そう願いつつ 話をしていた電話の向こうから 突然聞こえてきたのは 『 キロク ガ アリマセン 』 と いう 身に覚えの無い 前代未聞の言葉
あしたの天気を知りたくて 手の中のチイサナキカイではなく できることなら この地に足を付けて 暮らしをしているひとから教えて頂きたくて その情報の入手ができそうな機関へと 足を運んでみた こちとら野暮用の旅 その最中 観光時間は ゼロ せめて すこし ほんのつかのま 土地のひとと ささやかなふれあい そのひとときを と 心が それを ・・・ 欲して いた