マンガ感想文「ヴラド・ドラクラ」:史実はドラキュラより奇なり
弱肉強食の時代、大国に囲まれた小国は果たして生き残れるのか?
東欧の小国ワラキアで、領土を虎視眈々と狙って迫り来るオスマン帝国やヨーロッパの国々など時代の波に飲まれないために、「串刺し公」として、また「ドラキュラ」の元ネタとして知られているヴラド公が対峙する歴史マンガです。
史実としての串刺しでよく知られているのはオスマン帝国側の資料です。トルコ映画でもいかにヴラド公が残酷かを描写しています。
では、ヴラド公はなぜこれだけの事をするに至ったのか?
その過程がこの漫画で丁寧に描写されています。それがこの漫画の見どころのひとつだと思います。
そして個人的な見どころはなんと言っても、怒ったヴラド公!
マリアタが怒ったー!
今回はマリアタ怒るかな…?
さすがに今巻は激怒するでしょう?
マリアタは激怒したー!
という感じで楽しんでいます。
あと、これでもかとヒゲメンが登場するのも見どころです。
少しでも興味を惹かれていただければ嬉しいです!
アニメ化して欲しい…