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仕事をしながら描き続けるために、小さな発見を大切にしてみた話
趣味のマンガを描き続ける中で、発見がありました。とても些細なことですが、マンガを描き続けるために大切な発見だと思ったのでまとめてみました。
1.下書きでもパースをきちんととる
2.背景は時間がかかる
3.トレスは時短に効果的
定期的に更新する為には描き続ける必要がありますし、とにかく、時間を割くのが大変でした。出勤前の10分と決めても、気に入らないと描き直して20分かかってしまい、仕事のスケジュールに影響しそうになったり。
それで、気に入らないので描き直しているには何故か、については
1.パースをきちんととる
という事が分かりました。キャラクターを描くにあたって、体のバランスがおかしかったり、消失点を考慮するとキャラクターの大きさが変だったり、ということで描き直している事に気付きました。ただ、下書きしている時点ではそのおかしさに気づけていないので、まだしばらくこの悪戦苦闘は続きそうです。
ストーリー展開はセリフだけという訳にはいきませんので、キャラクターがどこにいて、何をしようとして、どこに行こうとしているのかを知るためには背景が大事になると思います。上記のパースがきちんととれていないと背景も描き直しが増えますし、なにより
2.背景は時間がかかる
のは、ファンタジー作品ですと、誰も、作者さえも見たことがない景色を描かねばならず、参考資料を探したり、睨み合ったり、と描き出すまで時間がかかりました。その上、作者の中に絵手本のストックがないことが拍車をかけていました。
見たことがないものは描くのに時間がかかることが分かりましたから、今度は見た事があるものであれば描くのに時間はかからないだろうと思いました。ところが、それなりにこだわりがあると欲が出てきて、精一杯良いものを描きたい!と結局時間がかかりました。
例えば
この1ページでは「綺麗な本」と「ロフトの頑丈そうな梯子」を描きたかったので、本棚と梯子の画像を探しました。それで、
3.トレスは時短に効果的
と知ることができました。さらに言えば、コピペもかなり時短になりました。実を言うとトレスやコピペは避けたいと思っていました。というのも、それでは自分の画力を上げるための練習にならないし、トレスやコピペとわかる画像が自分でも好きでは無かったからです。
しかしながら、仕事と両立を図ろうとすればするほど時間が足りない!ということが見えて来ました。睡眠時間を削っても仕上がらない…。仕事の質は落とせない…。絵の質は少しでも上げたい…。
あ、背景が変わらないなら、背景をそのままコピペすればいいのでは?あと、小物を画像で一から描き起こすよりは、すでにある物をトレスすれば綺麗な形のまま画面に反映できるのでは?
という結論に至りました。気を付けたのは画像をトレスする時はフリー素材を使うことです。
そして、マンガを描き上げる事ができたのですが、それでも年を越し、1ヶ月かかってしまいました…。
サクッと描いて、完結まで更新を続けられるようになる事を目標に描き続けていきたいです。今後ともよろしくお願いします。
最後までお読みくださりありがとうございます。