松村北斗が気になるそこのあなた、10分だけください
映画「ファーストキス 1ST KISS」を、みなさんはご覧になりましたか?
2025年2月7日に公開され、現在評価は4.2/5(Filmarks)と良いスタートを切りました。
以下に映画のあらすじがのっていますので、気になる方はぜひ。
私は、松たか子さんの夫役として登場する松村北斗さん(SixTONES)の大ファンなもので、
「ファーストキス 1ST KISS」による かつてないスピードでの知名度・人気の上昇をひしひしと感じています。
そんな彼の魅力を ひとりでも多くの人に届けなくては!と考え、彼の人間性や来歴を解説させていただきます☆ミ
少々長くなりますが、どうか最後までお付き合いください…!!!
「パーフェクトワールド」で、ダイヤモンドを発見
私が松村北斗さんを初めて見たのは、ドラマ「パーフェクトワールド」でした。
彼はまだデビュー前のジュニアで、当時24歳。義足で生活する青年という難役でした。
母に「瞳がキラキラした素敵な俳優がいる!」と薦められたことがきっかけとなり、親子共々またたく間に彼の虜になりました。
他にも松村さんは「カムカムエヴリバディ」「すずめの戸締まり」「キリエのうた」「西園寺さんは家事をしない」など、話題作に次々出演されています。
知らず知らずのうちに目にしていた方も多いのでは?
彼は監督やプロデューサーさんに相談を重ね、試行錯誤を繰り返しながらキャラクターを作り上げるそう。色々な作品のインタビューで、監督などの名前がよく挙がることからも、役作りに対する誠実さが伺えます。
今回の作品でも、塚原あゆ子監督は「撮影したシーンをモニターで確認されていたり、”大丈夫でしたか?”と聞きにこられたりする姿を見て、自分に厳しい方なんだろうなとお見受けしました」と語っています。
(シネマトゥデイ 2025/02/10)
また、日本アカデミー賞新人俳優賞・話題賞のほか、アニー賞ノミネートといった権威ある賞にご縁がありますね。
そしてついに、「第98回キネマ旬報ベスト・テン」にて主演男優賞を獲得されました。
アイドルっぽくないが、やはりアイドル
彼の魅力といったら、良い意味でアイドルとは思えない異質なところにあります。
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で特に感じましたが、彼は日常にすっと溶け込める希有な才を持っています。「こんな人いそうだな」と思わせてしまう。いないんですけどね。ものすごく綺麗なお顔をお持ちですが、それを特別なものにさせないところが、アイドルに見えない所以だと思うのです。
しかし、彼自身はというと、郵便屋さんが落としてしまったと思い3回履歴書を送ったり、「アイドルになりたくて泣いた日がある」ほどアイドルに憧れがあったといいます。
昔はデビューやセンターを逃したことに複雑な心境を抱き、もがいていたようですが、先日のラジオではこんなことを語っていました。
自分が真ん中にいるSixTONESは売れないと思うんです
アイドルでやっていきたいからこそ、自分は真ん中ではない方が輝く。ということでしょうか。
彼を見ていると、
クラスの隅っこで読書をしている大人しい男子が、実はかっこいいことに気づいてしまった!その時の「自分だけは彼の魅力を知っている」という背徳感と似たような感覚に陥ることがあります。
これからどんなに有名になっても、彼の魅力である謙虚で奥ゆかしい人柄を、いつまでも見守らせてほしいなと思います。
無自覚な愛されキャラ
人見知りで、友達は二人!と公言している松村さんですが、共演された年上の俳優さん、監督さんなどとは親交があるんです。
よく彼のお話に登場するのは、新海誠監督、リリーフランキーさん、大泉洋さん。
新海誠監督とは「すずめの戸締まり」から今でも深い親交があり、2025年秋公開予定の「秒速5センチメートル」でも再タッグを組むことが発表されています。誕生日を祝ったりお土産を渡したり、密に連絡を取り合っているようです。
リリーフランキーさんは「ファーストキス 1ST KISS」での共演者ですが、松村さんに「かわいい」「萌え」と寵愛を受けています。松村さんもリリーさんを尊敬しており、食事に行ったエピソードを番組で嬉しそうに話していました。
TEAM NACSさんの大ファンで、特に大泉洋さんに憧れがあると公言しており、二人の仲は大泉家の食事会で「君は大泉家の長男だ!」と言われるほど。
また、クールなのは見かけ倒しで実はとってもおしゃべりなので、バラエティやラジオなどに出演すると本領を発揮します。
毎週土曜日のSixTONESANNでは、おしゃべりが止まらない松村さんを楽しめますよ。
語彙力、知性が光る言葉の数々
「ファーストキス 1ST KISS」最後の舞台挨拶にて、ともに駆け抜けてきた松たか子さんに対し、彼はこんなことをお話していました。
「(松は)『撮影が終わったら私のことは忘れてください。通りすぎる風だと思って』と言っていたんですが、風が吹くたびに思い出す方になりました」
なんて詩的な文章なんだろう。坂元裕二さんの世界を地で生きている方なのだろうか?
キネマ旬報ベスト・テンの授賞式では、こんな発言も。
「アイドルグループは『人生を懸けて一生をともにするもの』という思いのもと集まっていて、“自分”の要素がパーセンテージとしては大きい。映画はみんなで1つの貯金箱を貯めていくような思いで活動しています」
アイドルと俳優のバランスに悩んだ時期を越え、この発言から彼の強い覚悟が感じられますね。
表彰式や舞台挨拶での彼のコメントは非常に秀逸です。いつも「どんな言葉を使うんだろう」と私も楽しみにしています。
雑誌 東海ウォーカーで連載される「アトリエの前で」では彼の考え方や知性に触れることができ、彼のことをさらに深く知ることができます。
彼は読書好きの一面があり、豊富な語彙はこれが要因ではないかと思います。私も中学生や高校生のとき、松村さんの紹介する小説を読みあさっていました(笑)
今思えば、そういった良い影響を松村さんから多大に受けていたな、と感じます。
個人的に刺さったのが、「勉強はした3分の1しか発揮しないんで、思った3倍やってください」(SixTONES インスタライブ)という言葉。
堀越高校時代、成績優秀者として全校の前で表彰されていた彼が言うと、重みが凄まじい…
彼が言ったのだから!と必死に勉強し、私の成績はその頃からうなぎ上りになりました。受験勉強において、彼の言葉に支えられた局面は多かったです。
「とんでもなく仲良い」隠しきれないメンバー愛
個人仕事では落ち着いている印象の松村さんですが、SixTONESの前ではだいぶ違います。笑い上戸でボケも積極的にやっています。このギャップも非常に良いんですよ!
SixTONESのYouTubeを見たことない方向けに、おすすめの動画のリンクを貼っときます。ね?彼全然違うでしょ。
「SixTONES 青ジャージ」と検索すると、面白い動画がたくさん見れますのでおすすめです(笑)
「みんな一緒に喋りたいから、どんどん寄っていって定期的にガシャーンってぶつかる」「とんでもなく仲良いです」(しゃべくり007 2025/02/03)と楽しそうに語っていましたが、この動画を見ると納得ですね。
年月が経つほど知名度が上がり、グループとしての仕事は少なくなりますが、そのことが逆に彼らの絆を強めています。
還暦になったらちゃんちゃんこを着回そう、66歳になったら冷凍保存して年齢をそろえよう、という発言には爆笑してしまいました(笑)
垣間見られる優しさ
「西園寺さんは家事をしない」で親子役として共演した倉田瑛茉ちゃんとの原宿Vlogは、松村さんの優しさが表われていて何度も見返してしまいます。個人的にお気に入りの動画です☆ミ
瑛茉ちゃんに「クモ好き?」と聞かれ、「クモ怖い」(7:47)と答える様子、遠慮がちにグミを選んだみなちゃんに「あとで選ぼう」(10:16)と声をかける様子が印象的でした。
ドラマの公式SNSに掲載されている、オフショットやメイキングも微笑ましいので、覗いてみてくださいね。
さいごに
ここまで拙い文章を読んでいただき、本当にありがとうございます☆ミ
私なりの想いを語ってきましたが、松村北斗さんの魅力が少しでも伝わったら嬉しいです。
SixTONESを、そして松村北斗さんを応援する輪がこれからもどんどん広がっていくことを願っています。
最後に、下の動画は2月14日公開の最新曲「バリア」です。
アイドルとしての松村北斗さんをご堪能ください!