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外人上司から詰められたときに使う英語(上級編)

こんにちは。くうやです。さて初級編では怒っている上司からの”詰め”は抱擁で回避し、中級編ではチームミーティングをモデルケースにしたシーンにおける対策をお伝えしました。こちらは最終章となる上級編です。ここに来ると、もう冗談はなくなるので面白さはなくなります。ご了承ください。


前提となる場面 1on1フィードバック

もしあなたの上司が仕事ができる人材であれば、部下の育成に力を入れます。ここでのモデルケースは、あなたの為を思ってフィードバックをしてくれているシーンです。単にダメ出しをしているわけではなく、比較的まともなアドバイスをくれているというシーンを想定してください。

上級編:ありがとう

"Thank you"
(ありがとう)

初級編でも出てきた、ありがとうです。初級編では冗談でしたが、ここでは本気で感謝を伝えます。まずは感謝からスタートしてください。あなたの為に時間を作ってくれています。あなたの事が気になるんです。あなたを成長させたいのです。

ありがとう。上司。

上級編:反省の意を伝える

"I'm sorry for that"
(ごめんなさい)

まともな上司、まともな企業であれば、失敗に対する対応が寛大です。
失敗はすぐに報告し、そして恐れずに責任を取ってください。
その後、次に経験を生かします。人間はみな失敗します、上司も必ず
経験があります。キャリアはまっすぐに伸びる梯子ではないかもしれませんが、色々あっても結果として上を目指していければいいのです。

上司もフィードバックをした時、あぁフィードバックしてよかったと思いたいですよね。たまには素直になってみるのも悪くありません。

大体こういう時はすこし誤解されていたりという事もあります。
ですが、言い訳はしないでください。
相手は全知全能ではないです。私たちと同じ人間です。
まずは、素直に反省の意を伝えます。

ただ繰り返しになりますが、上司のフィードバックがまとも(倫理的であり、会社の戦略に沿っており、ポリシーとも合致している)であり、且つフェアであり、さらにあなた自身もそれがなんとなく正しいかもと、感じる前提です。この前提が崩れた場合は、あなたもフェアに言い返してください。

上級編:言い訳ではなく思慮深さ

言い訳をする際には、ただ言い訳するのと、思慮深さを見せるのでは大違いです。上司も一度フィードバックをした手前、基本的には、言い訳されてもその姿勢を崩しません。言い訳をすればするほどあなたも上司も立場が追い込まれます。どうすればよいんでしょうか。

"Benefit/Limitation"
(恩恵と制約)

あなたの取った行動についてのフィードバックであれば、あなたがどういった事を考えて決断至ったかをロジカルに説明してください。そうすれば、ただのフィードバックではなく、より建設的なコーチングを受ける事ができます。

決断は常に、恩恵と制約が共に勘案され総合的に行われます。

例えば、あなたは工場長だとして、上層部からコストカットのプレッシャーに晒されています。熟練の職員を解雇し、賃金の安い若手に切り替えたとしましょう。この時の恩恵は、賃金コストの減少です。一方の制約は、品質の低下があるかもしれませんし、作業時間が増加するかもしれません。

例えば、あなたは営業支店長だとして、上層部からのノルマのプレッシャーにさらされています。販売価格を下げて、その分販売数量をあげようと考えています。この時の恩恵は販売総額の上昇への期待ですが、価格の弾力性によって需要が減少し販売数が想定よりも下がるという事がありえます。これが制約です。

簡単にいうと、よいこととわるいことはセットで考えて行動しました。
と説明する事です。Good/Bad、Advantage/Dsiadvantageなんでもいいです。言い訳のときは良いことばっかり、言わないで包み隠さず適正な話を全て伝えます。

これによって、あなたの決断は結果としては間違っていたかもしれないが
あなたが思慮深く、ロジカルに考えての行動だったという事は伝える事ができます。そして、こういった会話の積み重ねで信頼(Credibility)が築かれていくのです。

結びに

ここまで初級編、中級編そして上級編と、外人上司から詰められたときの対処法をお伝えしてきました。どこにでも使えるものではありませんし、あくまでくうやが自分の数多くの失敗から個人的に思ったことですので、ふ~んなんか面白そうと思う所だけを見ていただければうれしいです。

ありがとうございました。

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