杜凰|TO-OH
『医学綱目』について記載されている論文・雑誌・書籍など。
『医学綱目』に関連するWEBページをまとめ。
楼英『医学綱目』の腎膀胱部をダイナミックに意訳してみよう。
1.生平【訳】 楼英(1332-1400)は、字を全善、公爽と称し、また全齋と号した、蕭山楼塔村の人である。 父の楼泳は文章を書くのが巧みで、多くの書藉を所蔵しており、これ…
1.はじめに【訳】 楼英は、明代初頭の医学者であり、彼は医学綱目という著書をあらわし、明清代以来、多くの医者に伝習され、一定の働きがあった。 【訳】 我々が残…
こんにちは。 今日も古典に触れようのコーナーです。 今日は『医学綱目』所載の腰痛について見てみたいと思います。 ❖腰痛東洋医学では、腎蔵と腰とは深い関係があると…
2023年10月3日 20:23
1.生平【訳】楼英(1332-1400)は、字を全善、公爽と称し、また全齋と号した、蕭山楼塔村の人である。父の楼泳は文章を書くのが巧みで、多くの書藉を所蔵しており、これにより多くの本を読む事が出来た。青年時期にはよく『周易』のことを話し、後にまた『内経』および前賢の名著を深く研究しながら、開業し患者をみていた。【訳】明の洪武の時代、人づてに推薦されて、南京にて治病にあたり、その治療
2023年10月3日 16:34
1.はじめに【訳】 楼英は、明代初頭の医学者であり、彼は医学綱目という著書をあらわし、明清代以来、多くの医者に伝習され、一定の働きがあった。【訳】 我々が残念に思うことは、彼の行いが現代にほんの僅かにしか伝わっていないことである。 『医部全録』の医術名流列伝には、『紹興府誌』に記載された楼英の一生が引用されているが、ごく僅かの記載があるだけで、実に簡略すぎるのである。【訳】 幸い
2023年10月3日 00:05
こんにちは。今日も古典に触れようのコーナーです。今日は『医学綱目』所載の腰痛について見てみたいと思います。❖腰痛東洋医学では、腎蔵と腰とは深い関係があると考えてきました。したがって、腎蔵が弱れば腰に影響が及びます。反対に、腰が冷えたりすれば腎蔵に影響が及ぶと考えられてきました。これを端的に『腰者腎之府(こしはじんのふ)』と表現してきました。府には「集まる」や財宝など「大切な