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バレぬが仏

心が痛いなとはっきり思う時があって、「この人とは一緒に居てはいけない」と感じるのです。精神的に壊れてから人との向き合い方に変化があって、良い意味で逃げ癖がついたように思います。

悩みは人間関係でしか生まれないらしいのですが、本当にそうだなと思います。職場だったり、学校だったりといろいろな場所で悩みを抱えていると思いますが、よく考えればそれは必ず相手がいるはずです。

心を壊してまでする仕事はない。

これは実家に戻ってきて、母が僕にかけてくれた言葉です。全くその通りだし、仕事も勉強も体が資本です。自分にとって負荷をかけることは大事ですが、理不尽なことや負荷のかけすぎはやはり良くないと今になってわかります。

逃げることも大事だということ。成長するためにはある程度負荷が必要だということ。要するにバランスが大事なのですが、新人の頃は業界的な知識も浅いし、難しいと思います。言われたからやるのではなく、なぜこれを自分がやるのかを考えて取捨選択を出来るようになりましょう。

ただ雑用を任されているのか、ステップアップのためにやっているのか、上司は信用になる人物か、環境は良いかなどあらゆる要素がありますし、外に出なければわからないことだってあります。定年まで何十年と働く日本で、数年失敗したからと言ってその先も失敗するとは限りません。

もう一度言いますが、大事なのはバランス。自分の目標と現状を照らし合わせて、どうするのが良いかを考えること。そして、それを判断するための目を養うこと。

嫌なことから逃げてばかりも良くありませんが、逃げないのも良くありません。上手にサボる術を覚えましょう。上手に手を抜きましょう。

それでは。

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