歯車
明日から就職に先んじてアルバイトが始まります。アルバイトと言っても業務内容は社員と大差ないですし、引っ越しするために費用を少しでもと思って社長に相談したところ快くいいよと言ってくださったのでアルバイトと称して働くことになりました。
勤務時間も普通に8時間ありますし、8時半から18時半で割と早起きしないといけません。僕もエンジニアとは言え、半年ほど触れていなかったので入社までに勘を取り戻さなくてはいけません。
初っ端から割としっかり目のタスクが割り振られていて新卒の時を思い出していました。新しいMacbookを頂き、またこうしてエンジニアとして仕事をする日が来るとは予想だにしていませんでした。
思い返せば22歳で上京し、給与や労働時間など大変なことばかりでしたがそれでも目は輝いていたし、それこそ天職のように感じていました。多岐にわたって仕事をし、良い所も悪い所も目につくようになってこのままの仕事では何も変えられないと思うようになりました。
会社に属するというのは良くも悪くも会社を経営するための歯車になるということです。僕も初めはそう思っていました。社長や上司が絶対的な正であり、自分一人ではなにも変えられないと。
しかし、働く中で本当に仕事が出来る人に出会ってそんな考えが変わりました。自分の働き次第で環境をある程度変えることが出来ると、そう学びました。もちろん簡単ではありませんし、それによって変化するかどうかも周りの人間次第です。
それでもやった方が良いに決まっているし、自分がこのままでは上手くいかないとくすぶっているのであればアクションを起こすことも大事です。そういった環境に嫌気がさして、僕のように転職するのも一つの手ではあります。しかし、それが僕の心残りのひとつであり、良いロールモデルも見てきました。
これを次に活かさない手はないですよね。そのために今から少しずつ準備していかなければなりません。だから、明日からアルバイトとは言え、会社の一員であることを忘れずに取り組んでいこうと思います。
それでは。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?