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【誤解していませんか?】バランス重視の考え方

養生研究家『くすしのさっさ』です。

健康の学びをはじめると
必ず出てくるのが

『バランス』

なんかはっきりしない
そんな答えに
感じるかもしれません。

今回は
『バランス重視 誤解あり』

バランスというものを
どう捉えるか
ヒントになる内容です。

一緒に考えましょう。


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中庸とは

東洋哲学で大切な考え方に
中庸(ちゅうよう)』があります。

聞いたことあります?

✔︎偏りのないこと
✔︎過不足のないこと
✔︎調和がとれていること

実は
もっとも難易度が高いとされるもの。

今で言う
『バランス』です。


バランスの良さ

バランスの良さとは
つまり

✔︎偏りのないこと
✔︎過不足のないこと
✔︎調和がとれていること

と言えます。


『過ぎたるは
 及ばざるが如し』

足りなくても、
多過ぎても、
バランスが悪い。


まじめさの
アンバランス

さあ、
バランスが大切と学んだら

まじめなあなたほど、
しっかり目を凝らして
『バランス重視』になると思います。

料理をする時にも
仕事をする時にも
趣味を楽しむ時にも

心のどこかで
「これってバランス悪いかも」

よぎってしまう。

まじめに、
平等に、
均等に、
偏らず……


恒常性を信じる

恒常性 ホメオスタシス
生物に起こるさまざまな変動を
もとに戻そう、
一定に保とうとするシステム

ぼくらに
生まれながらに
備わっている能力です。


『陰極まれば陽になり
 陽極まれば陰になる』

陰陽論
この宇宙のあらゆるものが
陰と陽のように
真反対の性質を持った
2つの気(エネルギー)の
盛衰で生まれる

何でも行きすぎると
真逆の反応が出てきます。

✔︎頑張りすぎると
 バタンキューになり、

✔︎何もしないと
 何かしたくなり

✔︎ケンカすると
 (ほんとは)仲直りしたくなる

行き過ぎると
何かしらの『サイン』があります。

このサインを
✔︎見逃さない
✔︎聞き逃さない
✔︎無視しない

ここがポイント。


バランスを追い求めて

目先の一つ一つに
めくじらを立てて
バランス重視をつらぬく
その気持ちは素敵ですが、

まじめに目先のバランスばかりに
気をとられると
きゅうくつになります。

疲れますね。

さらに、
なかなか整わずに
焦る、焦る。

もしくは
諦める……

本末転倒になる前に、

恒常性を信じて
中長期の目線を持つこと

この考えもまた
『中庸』です。


自律神経は
バランス重視

健康の学びで
まず出てくるバランス系?

自律神経
無意識下で
身体の働きを調整する神経のことで、
『交感神経』と『副交感神経』から成り立つ。

交感神経は身体の働きを促し、
副交感神経は逆に休ませるといった役割を持つ。

状況に応じてそれぞれが働くことで、
カラダを常にベストな状態にしようとしている。

ほとんどの
カラダの不調には
この自律神経のアンバランスが
関係しています。

簡単には
緊張とリラックスのバランスです。

興奮と緊張の交感神経と
リラックスと休息の副交感神経は

例えば

✔︎緊張して汗がふき出るのは
 交感神経が優位

✔︎目がとろ〜んと
 眠くて眠くては
 副交感神経が優位

こんなカラダの反応として
あらわれます。


これが『サイン』です。

このサインを
✔︎見逃さない
✔︎聞き逃さない
✔︎無視しない


習慣に敏感になる

そもそもバランスをとるためには

自分の状態を
把握すること

が欠かせません。

緊張しい、
心配性、
自信満々、
のほほん、
頑張り屋、
サボり屋、

自分のココロとカラダ、
どんな自分か、
あらためて見つめてみましょう。

そして、
何か治したいと思うことがあるのなら
恒常性を信じて

✔︎3日続けない
✔︎3週間続けない
✔︎3ヶ月続けない

要するに
偏りを『習慣』にしない。

そのくらいの
中庸感覚からが
ちょうどいいかなと思います。

ちょうどいい
いい塩梅
これこそが『中庸』


未病段階での
セルフケアを大切に
⭐︎

@006

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