脱線
救済です。ぶらり旅をnoteにしようと思ったんですが、人生を踏み外しているので、題名を“脱線”にしました。
大分県きっての繁華街、都町。大分駅から北に向かって歩くこと10分、昭和の香りの残る飲み屋街が広がる。
“都町”なんて洒落た名前をつけた人は、この街の最盛期を見たんだろう。
都町の中央には、どデカい公園がある。通称 ジャン公。噴水が至る所にあって、夏場はボウフラがわく。成人式の夜には新成人がこの噴水の池に飛び込む。コロナで自粛モードが染み渡る2021年度もここに飛び込んだバカはいた。
ありきたりな中規模の繁華街。特にこれといった特徴はない。南海トラフが来たら一発で崩れそうな建物ばかり。
夜の花、キャバ嬢の看板は平成で止まっているらしい。盛り髪にスカルプネイルのキャバ嬢に会える街。
20時前後を歩いてもキャッチばかり。同業同士で飲み歩いて街の中だけで経済が回っている感覚に陥りそうになる。
これはキャッチ達の水分補給の場。センスしかない、脱帽。
繁華街のど真ん中の駐車場は、最大料金800円という破格。ちなみに重機も置ける。
最後にこいつは半年前から都町でよく見る猫。名前はミヤ、僕が勝手につけた。他の猫が観光客やキャッチから可愛がられている中、目の病気のために餌を貰えていない。ずっと韓国料理屋の裏の廃棄の廃棄を食ってる。他の元気な猫が食い尽くしたカスを必死に食べてる。「ミヤ生きてるか〜?」と話しかけたら「ぼちぼち」と返された。また会おう。