個人事業主の手帳は、事業を開発するために機能するかどうかが第一。
37年間のサラリーマン時代、手帳はタイムマネジメントの道具でした。
定年後、個人事業主になると、決められた時間、与えられた時間という前提が無くなるので、手帳の役割も変わりました。
来年度の手帳を前にして思うのは、来年も仕事が存在するかどうかです。
自分が提供する価値を社会が購入してくれて、営業行為で利益を生み出し、生活を支えるとともに次の投資に回せるか。そうした事業を回転させるために懸命に考え、開発して商品化する研究開発室兼工房が、ボクにとっての手帳です。
トラベラーズノートが、事業ごとに1冊をあてがえるのはとても効果的です。
まず、レギュラーサイズのカバーに、4冊のリフィルノートを組合わせています。3つの事業の3冊と統合する1冊の構成です。
トラベラーズノートが思想としている分冊が機能していると実感するのは、1冊のリフィルノートと向き合ったときは、その事業のことだけに集中できること。使ってみてしか分からない発見でした。
もうひとつ手帳使用の肝としているのは、スケジュール管理と企画アイデア開発機能を混ぜないことです。プロジェクト管理のガントチャートは事業ごとの分冊の中に作っています。
そして、カレンダーと同期するマンスリーやウィークリーの対応は、トラベラーズノートのパスポートサイズに書いています。基本はウィークリーto doを4冊の事業からチェックして回していきます。レギュラーとパスポートで分ける、これも頭の切り替えに有効です。
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