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自分の人生を生きるために「学習環境」をデザインしよう【論文が公開されました!】

 J-STAGEにて、教育工学会で発表した「大学生が主体的に学習環境をデザインするワークショップの提案」の論文が公開されました!

うおおおおおおおおおお!!!!!!!
公開できたああああああああああ!!!!!

この論文は前にあげた1ヶ月毎日創作を終えて、これから挑戦したい5つのこと。という記事にも「教育工学会の研究会で発表したい!」と書いていたくらい、ずっとやりたいことでした。

驚愕したのですが、前回noteを更新したのが2ヶ月前でした…!

本当にこの2ヶ月論文の執筆と、学会発表用の準備に心血を注いでいたんだなぁと思います…。

学会の論文出した後とか、もう、ほんと、こんな感じでした。

終わったんだ……。

私は思考が文字じゃなくて、色や形のイメージで考えるタイプなので、論文を書くのに本当に自分は向いていないなと一文字一文字書くたびに突きつけられました。

それでも、やりたい。書きたい。残したい!
と言う気持ちで、なんとか形になりました。

形にできたのは、共著者の石黒千晶さん、水波洸さんのおかげです。この2人がいなかったら、この論文は完成しませんでした。
しんどいけど、一緒に書くと、新しい発見があって楽しいのが不思議です。


この論文のベースは、大学生の頃に書いた卒業論文です。

大学を卒業して、今年で8年という歳月が経ちました。
「まだ同じような研究しているのか!?」と思われそうですが、大学生の頃にはできなかったことや、見えなかったことが、新しく発表した論文では形にできたと思います。

今回書いた論文は、主体性教育をテーマに、大学生が先生が提示した学びを受け取るだけではなく、自ら学びを創り出していくためには、どのような活動ができると良いのか?ということについて、まとめた研究です。

特に私が課題意識を感じているのが、学習性無力感や過剰適応感です。

例えば、大学の講義で
「この時間は先生が話す時間だから、いくらこの時間が退屈でも何言っても無駄なんだよな」とか

会社においても
「上司が言うことが全てだから、自分のことは置いておいて、もう黙って言われたことだけやろう」とか。

そうやって、その時は良くても、その時間に無意識に学習されてしまう「無力感」によって、その人の自分らしさが少しずつ削られていってしまったり、自分自身の主体の軸が、自分の中ではなく、誰かの軸にすり替わる
そして、いざ自分の人生を歩もうとした時に、苦悩してしまうような状態や構造に、強い問題意識を持っています。

そんな状態に出会うとすごくモヤモヤするし、なんとかしたい、変えたい!と強く思います。

そんな思いを数十年以上ずっと変わらず持ち続けて今に至るなぁと思います。

思えば、初めてXやnoteにアップした漫画も同じようなことを描いていました。


論文や漫画や教育実践など、手を替え品を替え、同じことを言い続けているように思います。

自分でも不思議なのは、論文にまとめても、別にそれで収入が得られるわけでもなく、すごくしんどいから別にやらなくてもいいのに、何かに突き動かされるように、やらないといられないことです。

人生の中で、この論文を通して、やらないといられないことを1つ終えられました。

論文の形式は普段読まれない方もいるかと思うので、今度は論文の内容をまとめたnote記事を書いたり、漫画化してみたり、紹介動画にチャレンジしていきたいです。

もしちょっと興味出てきたな〜と言う方は、お気軽に読んでみてくださいね。


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夏川真里奈
最後まで読んでいただきありがとうございます。 いただいたチップは、夏川の活動エンジンとして大切に使わせてもらいます!がんばるぞ!