薬草を学ぶ
薬の使い方
先日、ペルー、イキトスで久しぶりに日本人に会いました。
今の時期、1月は雨季のため観光シーズンではなないので、特にアジア人を見ることはほとんどないのですが、たまたま町をぶらついている時に声をかけていただき、そのままレストランでその方から色々な事を聞けました。
その方はイキトスにアヤワスカをやりに来て、それが終わって次の日には別の町に行くということでした。
日本では薬剤師をしているらしく、日本の医療業界、薬事情について色々話してくれてたのですが、一般人が知ることのない情報も教えてくれ、とても興味深かったです。
今の日本にとって、特に医療業界にとって、アマゾンの薬草を体験している人がいるのは貴重だと思います。
日本での薬
その方の話によると、症状に対して効き目のある成分は、本当に少ない量で十分らしく本来は錠剤の一粒の大きさも必要ないようです。
しかし、日本の製薬会社の作る薬は、それだと見た目が良くないので90%以上の部分を他の物質を混ぜて作ります。
その90%の内容は薬剤師には知らされません。
その内容成分は化学物質がほとんどだと思いますが、とにかく対象の症状に対して効き目があるだけで効果のある薬として売られ、数年後、何十年ごの副作用などは考慮されていない場合が多いそうです。
また、知り合いの医者に聞いた話ですが、ほとんどの薬には石油が含まれていて、それらは消化されず体内に残ってしまいます。
それによって、薬に依存したり発癌したりと実際の効果以上にデメリット要素が多く、根本的な部分は治らないと言っていました。
実際のところ、薬が良い方向に働くか悪い方向に働くかは分かりませんが、化学物質を含んでる以上、安全とは言い切れません。
最近になって、それに気付き代替医療を考える人が多くなってきましたが、まだまだその数は少ないと思います。
やはり、薬においても自然由来のものが良く、それらのプロフェッショナルはシャーマニズムにあると思います。
自然由来のもので治す
現在、南米アマゾンにて薬草について調べ、実際に使ってみたりするのですが、その種類の多さに驚きます。
現地のシャーマンはそれらを使いこなし、あらゆる症状を治していきます。
効能を調べていると、癌に効くものだったり西洋医学ではなかなか治すのが難しいものに効く薬草も存在します。
中には、怠惰を治すものであったり、美肌効果があるもの、性病を治すものや異性を惹きつける効能を持つものまであります。笑
アマゾンにある薬草の中には、科学的に証明されていないものも多く、本当に効き目があるかどうか難しいですが、実際にシャーマン達はそれらを利用し病気の人々を治してきました。
このように自然由来のものだけで治すのはかなり有効である気もしますが、その反面、即効性はあまりないように思います。
摂取の仕方を調べてみると分かるのですが、多くの場合、数週間、数ヶ月とかけて治療します。
実際に摂取してみても、効き目を体感することは難しいかもしれません。
しかし、本来の病気の治し方はシャーマニズム的な方法が安全で根本的な治療が可能であると思います。
また、薬草の作り方を調べてみると、作り手の意識や患者の意識のあり方が重要であることが分かります。
科学的に見ると一見意味のなさそうな行為でも原住民の中では欠かせないプロセスであったりします。
東洋医学やインドのアーユルヴェーダにも言えることですが、おそらく気の流れやエネルギーの流れを重視しているからでしょう。
すでに量子力学によって意識が結果に関与することが分かっていますが、原住民もそれを理解していて応用しているのだと思います。
したがって、病気を治す時は外部のものに頼りすぎるのではなく、本人の意識状態が重要であり治そうとする意思が大切であることが分かります。
それによって自己治癒力が高まり、自然由来のもののみで治すことが可能になるのだと思います。
このように、シャーマニズムにおける薬草学は多くの可能性を秘めていると思うので今後も追究していきたいと思っています。
ここに書かれていることは、個人的な体験による情報も多く含まれているので、参考程度にお読みいただけると嬉しいです。
何かご意見、ご質問ございましたらお気軽にお問い合わせください。
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