見出し画像

母乳しか飲まない1歳児の偏食記録⑩:食べられるものの種類の急増 1y5m~1y6m

4回目の偏食外来の受診後、食べる量・種類ともに大きな伸びが見られました。
この時期の家庭や保育園での食事の様子や、私が悩んでいたことについてご紹介します。

ウサギさん・ワニさんのお口作戦の実施

これまではうちの子は食べ物に齧りつくことができず、食べられるものでも手で小さく千切ってちまちまと食べていました。
齧り付くことの抵抗感を減らすため、先日の偏食外来受診時のアドバイスに従って、おやつを中心に時間にウサギさん・ワニさんのお口作戦を取り入れました。
親は長くて硬いもの、グリッシーニやあたりめなどを口に入れ、「ワニさんのお口、ガジガジ」と楽しそうに言いながら奥歯でカミカミする様子を子どもに見せてあげます。
何度か続けているうちに、子どもも真似して口に入れてみたり、ひと噛みしてみたりするようになってきました。

保育園での食事の見直し

これまでは中期食を食べていたのですが、一部を後期や完了食にしたりというのはできないという決まりでした。
そのため、
・朝おやつは無し(朝おやつは完了食からのため)
・飲み物はミルクか麦茶(牛乳は無し)
の提供となっていました。
ただ、偏食外来の受診状況や家での様子を踏まえて色々と相談したところ、中期食をベースに一部メニューの見直しを行っていただけるようになりました。
・朝おやつを提供開始
・昼おやつの内容はなるべくみんなと同じ完了食に寄せる
・みんなと同じ牛乳も提供する
・昼はご飯をお粥から軟飯に変更してみる

変更が開始された日には昼おやつでおにぎりが出たのですが、しっかり塊を口に入れて食べていたと聞きました。
その後も、それまでのご飯の量は多くて1/3食べられたら良い方だったのですが、1/2食べることもしばしば出てきたり、魚のおかずを完食したりと段階的に保育園での食事に良い変化が見られるようになりました。

食べられるものの種類の増加

自分から食べられるようになった食べ物の種類がこの時期急増しました。
代表的なものを以下に記していきます。

クロワッサン

以前からクロワッサンの皮のパリパリの部分のみは食べていたのですが、中の白いふわふわの部分も食べられるようになっていきました。
そして、クロワッサンについてはこれまでからは考えられないような量を食べるようになりました。
ミニサイズのクロワッサン(ダイエーの冷凍のもの)はほぼ丸々一個食べるようになったのです。

ご飯

炊き込みご飯を出したところ、白ご飯よりも積極的に食べていました。
これまではご飯粒をちょっとずつの食べ方だったのですが、炊き込みご飯では大きな塊も口に頬張って食べていました。
ウサギさん・ワニさんのお口作戦が効いたのかもしれません。

お肉

お肉を初めて自分から進んで食べるようになりました。
初めて食べたのは、豚ひき肉の麻婆味付けです。
ひき肉はハンバーグのように捏ねてバラバラになった状態よりも、挽いた形がある程度残っている方が食べてくれるようでした。
また、その数日後は焼き鳥丼の鶏肉(もも肉)をそのままの形で食べていました。
大きな塊だったので大丈夫かな?と心配していたのですが、奥歯でしっかり噛んで、何個も食べていました。

野菜

とうもろこしを食べるようになりました。
茹でたとうもろこしに齧りついてみたりもしていたのですが、それは難しいようで結局ちぎったものを食べる方法に落ち着きました。
他にも、千切りキャベツ(生)や、フライドポテト(くら寿司)を食べられるようになりました。

母乳を欲しがるようになった

また、この時期意外な変化があったのが母乳についてです。
うちの子は赤ちゃんの頃から母乳を飲みたがるということが全くありませんでした。
低月齢の頃から体重の増えがいまいちだったので、何とか私は母乳を飲ませようとするのですが、ちょっとだけ飲んであとは拒否。(体感的には片方のお乳の半分以下くらいの量)
飲ませなきゃと私が必死になるほど泣き叫んで拒否。
離乳食拒否も私はノイローゼになりかけましたが、母乳拒否もだいぶきつかったです。
寝ている時だけは大人しく母乳を飲んでくれるので、授乳はねんね飲み頼りでここまできました。
母乳が嫌いな子なのだと思っていたのですが、周りの子はみんな卒乳を迎える月齢でなぜかおっぱい大好きっ子になり、隙あらば「ぱいぱい、ぱいぱい」と要求しまくるようになりました。
新生児の頃から夜中は必死で起こしても飲まなかったのに、今は夜中に3~5回程「ぱいぱい、ぱいぱい」と言いながら起きてやってきます。
今は飲む量は減らして食事量を増やして欲しい、、、と思う反面、飲んでもらえない時期も長かったこともあり、飲んでくれると安心するのも正直なところです。

帰省中の食事での立ち歩き

普段自宅ではハイチェアで食事をしています。
そのため、食事に飽きても自分で食卓から逃げ出すことは無いです。(立ち上がって抜け出そうとして、危ないので椅子から降ろすことはありますが)
ただ、実家に1週間程帰省した際はローチェアでの食事になりました。
椅子から自由に抜け出せることや、孫可愛さに超ハイテンションな祖父母に囲まれていることで、食事の時間も全く落ち着かず立ち歩いてばかりいました。
帰省中の限られた期間だし、この帰省の間に食べられる物の種類が色々増えた事を考えるとまあいいか、、、と思っていたのですが、
自宅に戻ると、ハイチェアに座って5~10分で泣いて暴れ出すようになってしまったので困りました。
数週間後にはまたある程度座っていられるようになったものの、環境が変わるとなかなか難しいですね。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?