人は皆主役になりたい。兵庫県知事選に学ぶ、SNSの数に支配される理由。
今回、私は約半年間
齋藤元彦氏と稲村和美氏の両面からSNSの投稿や様々なコメントを見て来ました。
私の意見も書いて、それに対する貴重な意見は僅かでした。ほとんどのリプ欄が「だまれ」や「頭が悪い」「あなたは騙されている」などの暴力的または内容のないコメントばかり。私は、百条委員会を全て見た上で内容を提示していたので、中には「こんなところよりも他で活かした方がいい」と訳のわからないリプライまで付きました。
反対意見の方々から沢山ブロックされたし、訊ねただけで数人の政治家からもブロックされ、暴言にはブロックをしてきました。
本題がここからです。
斎藤元彦氏は、再選を果たした訳ですが
これが民意だと、私は思っていません。
なぜなら、今回60代以上の方は圧倒的に稲村和美氏に投票していたし、30代、40代、50代も最初は多くの方が稲村和美氏を応援していました。
しかし、突如風向きは変わりました。
それが、SNSです。
今回これが一番のターゲットになりました。
そして齋藤元彦氏の「とある高校生から手紙をもらいました」𝕏を使って若い年代の支持を得られれば。
ここからすでに計画は始まっていたのだと推測します。
(若い世代の有権者がSNS政治ビジネスによりまんまと利用されたと考えられます、票のために人が利用され、本来なら怒るべきところですが、まだ、斎藤元彦氏の本質に気がついていない人が多い)
ここで、百条委員会を一部振り返ります。
9月6日の証人尋問で、齋藤元彦氏は記憶にない、わからないを繰り返しながらも、一部の事実は認める発言がありました。百条委員会側は、議会録を勝手に書き換えたことに対してこのような知事は終わっていると指摘する場面も。
9月6日の証人尋問後の記者会見において奥谷謙一委員長は、パワハラにおいて概ね認められる、法的措置も視野に入れるとの会見内容となりました。
この事で、斎藤元彦氏の記憶にない発言が切り抜きされて
行く中で、奥谷謙一委員長の腰痛時の仰け反りシーンが
切り抜かれ、元議員の尋問の様子などが「百条委員会がパワハラだ」というキーワードとともに、一部だけの切り抜きが拡散されました。
これが、斎藤元彦氏の証人尋問で出たパワハラなどの発言などを打ち消すための簡単なロジックだった訳です。
これに、壮大ないいねやリポストが付いていたのも私は何ヶ月も目にして来ました。「奥谷委員長はパワハラ委員長」これがここではキーワードとされました。
通常なら殺人事件が𝕏でポストされても、当日には何十万のインプレッションがついたとしても、もって数日。その後はみんなほぼ忘れてたまに思い出されるくらいになる𝕏ですが、百条委員会への誹謗中傷やポストはずっと続いた。だいぶ今は減りましたが、もちろん変わらずには存在しています。
兵庫県の知事選なのですが、𝕏では、毎日のように兵庫県知事選が斎藤元彦氏が斎藤元彦氏の写真がタイムラインに流れて来ます。これは毎日見ることで洗脳されていきそうな、不気味な何かをずっと感じていたので、私は毎日百条委員会の記事を見ていました。これはもはや兵庫県知事選だけの問題ではないのかもしれないと感じて、ある意味色々学びにはなりました。今回のSNSビジネスはとにかく数です。たまたま書いた斎藤元彦氏へのポストのインプレッションやいいねコメント、数字が伸びれば誰だって嬉しくなるし、信じたり一部騙された人だって、こうしたSNSビジネスに騙された被害者の可能性もあるわけです。
9月には試しにクラウドワークに登録してみたのですが、なんと政治切り抜きYouTubeを雇う案件のお知らせがばんばん届く訳です。ちなみに、戦略をたてた斎藤元彦氏の計算がズレて立花孝志氏が現れ、さらなるSNSでの混乱を招き、百条委員会の奥谷委員長の自宅前でスピーカーを自宅兼事務所に向かって演説し、脅しと捉えられられるようチャイムを鳴らしたり、電話をかけたり、「自殺でもされたら困るからこの辺りにしておくか。」との捨て台詞を吐いて拍手をする人達が駆けつけるなど、本来とは何ら関係のない理由で、ただの百条委員会潰しは今も続いている訳です。
11月からの選挙中も変わらずそれが続いていて、暴動により逮捕者まで出ました。選挙期間中の公職選挙法に引っかかっていた期間も変わらずそれが続いていた事については見て見ぬふりを貫くだろうと推測します。
だから、対策が見つかるまでは、斎藤元彦氏は百条委員会には出席しないと思います。今頃必死になって記録を全て消しているでしょう。金銭が絡むビジネス用の𝕏アカウントSNSも、皆さんが必死になって今頃削除しているかもしれませんね。今日も兵庫県職員達は、怯えながら仕事をしている事でしょう。
今回は、こうして誰もが主役になれる何万人のコミュニティを作る事で、いいねやコメントをお互いに増やし合う戦略で、承認欲求を満たされただけの人達もいるかと思います。インプレッションがバズれば、自分が主役になれたと
優越感に浸ることが出来るからです。
今回はこうして本来の告発者探しと告発者潰しはどこかへ行ってしまい、SNSビジネスにおいて斎藤元彦氏に対するパワハラとイジメのストーリーがドラマの続編のように作られました。
百条委員会は悪役ように差し替えられています。
最後に伝えたいことは、SNSにもテレビにも裁判にも真実もあれば嘘もあると言う事です。
ただ、数に支配されてはだめです。
有名人が書いて沢山拡散されたからと言って
それが必ずしも真実ではないと言う事。
どれが正解か見極めるのは、自分の目や耳にしか出来ないと言う事。それは、数では見極められない。沢山の意見を見聞きして真実を追求して模索する事、悪い事も良い事も、とにかく学ぶ事は大切だと改めて兵庫県知事選に教えられました。
斎藤元彦氏や立花孝志氏に関しては、今署名活動が行われていますので、まだまだここから真実を追及していかなければ、何が真実かはこれからが勝負です。