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筋肉と内臓の関係

おはようございます。トレーナー早姫です。

昨日火曜日は、通常お休みを頂いておりますが、今月末頃に当スタジオで開催されます『冷えとむくみ』解消セミナー〜東洋医学入門〜の打ち合わせに出かけておりました。

暇ぶっている私が、めずらしく休日返上。

セミナーの講師は、私がピラティストレーナーだった頃からの大先生で、ピラティスのレッスン中にも『自分で身体の知識を持っておくことの大切さ』を説いてらっしゃいました。

我々はトレーナーという性質上、普段は筋肉や動くことに重きを置いておりますが、その筋肉とは、実は内臓との関わりがとても大きい。

例えば、今度の冷えとむくみ解消セミナーでも取り上げることになる『腎臓』。腎臓って身体の後ろ側に位置していて、背骨に近いところにあります。

そして腎臓の近くの背骨から出ている筋肉は【大腰筋】。

股関節を曲げる筋肉、姿勢の維持のための筋肉であり、筋トレではもちろん、昨今のいわゆる『体幹トレーニング』でとても重要であると言われている筋肉ですね^^

雑誌でもよく紹介されていますね、大腰筋。

この大腰筋と腎臓の関係はとても深いのです。

腎臓(それ以外ももちろん)は姿勢や心の状態の影響をとても受けやすい臓器。その影響を受けて、腎臓が弱っていると大腰筋にも影響が出て、働きが悪くなり、姿勢の維持や、股関節の動きに悪い影響が出てしまう。といった流れ。

内臓と筋肉がお互いに影響し合っているということですね。

まずは、腎臓を例に出しましたが、他にも私が腰をピキっとやった時も、お腹側の回盲弁の辺りに緊張があるということで、鍼灸院でをゆるーっと手でほぐして頂きましたよ。

そうすると、内臓の緊張の影響で引っ張られていた筋肉が少し緩まり、腰の状態が少し緩和される。といった感じ。

ボディワークや施術をしてらっしゃる方なら、この手法、考え方が普通といった方が多いかと思いますが、そうでない方は、身体の不調に対して、とにかく外側からのアプローチをすることばかりしてしまう方がほとんどかと思います(いつもの私の体感)。

外的な要素の怪我でなければ、病気や不調は基本的にご自身の内側から出てきたものですから、その原因も、中で起こっていると考えることが基本ですよね?

ですので、身体の不調を外側からの治癒、治療にばかりフォーカスしていては、それで一時的に良くなったとしても、結局また同じ症状が出てきますから、外的な処置をしながらも、本当の原因がある内側を整えて、根本的な解決を目指すことが大切かと考えていますよ✨

それが、ボディワークや東洋医学の目指すところです。

小難しくて、面倒くさくて、スルーする方がとても多い(7〜8割くらいはそうかな?)と感じていますが(これも体感)、自分の内側を整えることや、その知識を持っておけば、いざという時に焦ったり取り乱したりすることが減りますので、知っていて損はない考え方だと思いますよ(^-^)

これが基本の世の中になるといいな、と願っています。ボディワークも東洋医学も実はとても身近なものですので、是非その世界に飛び込んでみてくださいね(恐る恐るノックでも可)。

では、今日はここまで。また明日。


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