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どうして、今転職するのか?


10年もすれば、定年なのに

後10年もすれば、定年。なのに、今なぜ仕事を辞めるのか。
友だちに「仕事を辞めようか考えている」と相談すると

  • あと何年かで定年なんだから、そのまま仕事していればいいんじゃない?

  • 今の給料もらえるところ、ないよ

  • 充実した仕事しているんだから、転職する必要ない

  • 定年してからでも、遅くないよ

確かに、今から新しい仕事に変わって、人間関係を構築したり、新しいことを覚えたりするのは大変。
確かに、今の給料をもらえる保証はない。
確かに、今の仕事が嫌なわけじゃない。
確かに、定年してから、別の仕事を始めるなんて、みんなしていること。

どれも納得・・・だから、私自身、今まで動かずにきた・・・ような気もする。
これから子どもたちが結婚して、孫が生まれて・・・そういうイベントを楽しむのに、お金があったら助かるよねぇ。
自分の老後の心配もしなくちゃ。今まで子どもの教育費に費やしてきて、自分の老後の資金は全くない。
ひとり親だから、誰に頼ることもできない。一生仕事はしなくちゃいけない。

でもね、どうしてか、今のままではダメだと感じた

職場の若い人たちが成長して、いろんな仕事を覚えていく姿を見ていると、私はどんだけ成長しているのだろうかと思う。
年齢的には自分のことというよりは、部下の育成をしていく年齢だということは理解しているし、それも大切な仕事。
でも、自分がどんだけ成長しているかと考えると、もしかしたら「育成することを助けている」ということを理由に自分が成長することを止めてしまっているのじゃないかと思った。

それが怖くて、全く経験がないのに、自分を試すように好きだった演劇の中に入ったのかもしれない。教わることが多くて、すごく刺激なった。ボイストレーニングも経験した。
さらに、日本語教室でのボランティアも、少しでも役に立ちたくて、オンラインの研修を受けて、授業の方法や教案づくりを勉強した。今も研修は続けている。

きっと、何かを吸収したかった。新しいことに挑戦して、誰かに教えを乞い、できないことができるようになる、知らなかったことを知る、そういうことがしたかったんじゃないか。

今の仕事じゃ、教わることより、教えることが多い。それは当たり前のことなんだけど、納得いかなかった、のかな。

もしかしたら、すごく大切なチャンスを逃したのかなしれない

決めては、タイミング。
なぜか、転職してみないかという話が舞い込んだ。今職場を離れるタイミングを考えて、一度は断った。というか、ちょっとビビったといった方が正確かもしれない。
え、今? そして、マジ? みたいな感じ。
でも、この一度断ったことで
「もしかしたら、すごく大切なチャンスを逃したのかなしれない」
そう感じた。
そう思っているうちに、また転職のお誘いが・・・これは、転職のタイミングなのかも。そう感じて、すぐに動き出した。
そして、内定をゲット。

日本語教師として新たな一歩を

ベトナムの日本語学校に決めた。
8月末に今の仕事を離れ、海外移住の準備をして、10月頃から働くことに。
まさか、私が海外移住?? でも実はいつかマレーシアあたりに移住できたらと漠然と考えていた。仕事をどうするかは全くなかったけど、海外と日本を行ったり来たりしながら暮らすのもいいなと。
本当に「夢」のように思っていただけ。だけど、実際海外移住する。

私が実際に日本語学校の志願理由書として提出したもの。一部加工してはあるけど、参考になれば嬉しい。

#定年 #転職 #日本語学校 #チャレンジ #成長 海外移住 #夢 #志願理由書 #タイミング


志願理由書 全1663文字

 40代後半から今後どのような人生を歩んでいこうかと考え始めました。決して今の仕事が嫌になったわけではありません。課長職になって、かねてより考えていた部下の人材育成や職場環境の改善、業務の効率化(DX化)に積極的に取り組んできました。職場環境がよくなり、業務改善も進み、うまくいくこともいかないこともありますが、順調に進んできたと自負しております。特に部下が成長していく姿を間近で見ることができることは自分のこと(以下1457文字)

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