女性活躍という言葉を受け止めすぎない
こんにちは、クロモジです。
働きながら管理職やリーダークラスを長く勤めたからか、
社内外で「ロールモデルにしたい」と言われることがあります。
女性活躍や、ワーキングマザーの体験談として、
インタビューをされた経験もありました。
そんな私ですが、子どもが5歳くらいになるまでは、
「女性活躍」「ワーママ」みたいな言葉がとても苦手でした。
私は私として、仕事をして、育児をしているだけなのに、
どうしてワーママというくくりで
評価をされるのだろうと苦しくなったものです。
そんな状況を変えたくて、
男性と張り合って仕事をしたこともあります。
また、周りからのプレッシャーを感じて、
頑張らないと認めてもらえないのではと
自分を追い詰めてしまうこともありました。
そんな考え方が変わったのは、
1人の女性との出会いでした。
たまたまその方とお話する機会があり、
性別にとらわれることなく、自分の意思を貫いて、
世界的にも活躍している姿を知って、
ふっと肩の力が抜けたのです。
そして、性別にこだわって視野が狭くなっていたのは、
自分だったんだなと気づきました。
女性管理職はまだまだ人数が少なく、
管理職というだけで注目されることもあります。
女性というだけでフィルターにかかっていると
感じることもまだまだあります。
自分の実力ではないところで評価されたようで
昔はすごく嫌だったけれど、
珍しいと思われるのもきっと今のうちだけ。
それまでの間、授業参観に親が見にきているくらいの感覚で、
周囲の目線も気にしすぎずに、淡々と過ごしていきたいです。