「わたしはOKではない」のサインのつづき

 先日の親業講座を受けて、考えたことのつづきです。

「わたしはOKではない」のサインとはなんだろう・・・

 子供が問題ありの時のサインは色々なものがあることは理解できますが、私は自分自身が「問題を持っている」と気づくことが難しい・時間がかかるのだと気づきました。どうやったら、自分が「問題を持っている」と気づくことができるのでしょうか。

 考えたことが、「相手への期待」が、「わたしはOKではない」の1つのサインなのではないかということです。
 相手に期待するということは、つまり見返りを求めるということです。自分がこれだけしたのだから、相手もこれくらいしてくれるんじゃないか、と期待します。

 私は、相手へ求めすぎている、相手への期待が大きいのではないか、と気づきました。相手への期待が大きいとはつまり、自分が頑張っている、無理をしている、相手の気持ちをくんでやっているという、「自分が相手軸で頑張っている」という気持ちを感じているということだと思います。そういった気持ちがあるからこそ、相手にもそれを期待するのではないかと思いました。つまり、偽りの受容をしているということですね。

 それによって、相手がそのレベルで自分に返してくれない時に、モヤモヤしたり、不全感を感じたり、モヤモヤしたりするのではないかと思いました。自分が行ったことに対して相手に勝手に期待して、勝手に裏切られた感覚になって落ち込んで、モヤモヤしているのだと思います。

 期待は、自分が行った出来事に対してだけではなく、自分がひいているラインから来ることもあります(これはCPの部分かな?)。「恋人関係なのだから、これくらいしてほしい」「ここまで仲が良いのだから、これくら察してほしい」などです。自分が勝手にラインをひいて期待して、そこまでしてくれないってことは私のことは好きではないんだ・・・と勝手に落ち込んでいます。

 自分が対人関係でモヤモヤを引きずる時も、「相手が返してくれない」という「期待」から生じるものが多い気がします。

 「わたしがOK」であれば、自分がやりたくてやっていることだから、見返りを求めることもしないし、たとえ相手がそれをしてくれなくても、不全感を感じることはないのではないか、と思いました。今は「わたしがOKでない」状況のまま、相手に合わせて行動しているからこそ、後からモヤモヤすることが多いのだと思います。

 「わたしがOKではない」に気付くために、
「自分がやりたいからやっているの?」「これをして相手に見返りを求めない?」「自分は頑張っているのに・・・と思わない?」
と、自分に問いかけてみよう、と思いました。


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