【痛風はひざが痛くなるだけって考えてる人は透析行き】痛風の怖い話と山賊焼き
痛風はひざや足の親指の付け根が痛くなるだけだから、それくらいなんて考えている人はいませんか?
痛風のもっとも大きなリスクは腎臓病。そしてその先で待っている『透析』です。
原因である尿酸値はある一定を超えたらもう食事では管理しきれなくなります。
痛風ってどんな病気?
痛風は血液中の尿酸が固まり、関節炎を起こした状態のことを言う。
プリン体(プリンヌクレオチド)の代謝物である「尿酸」がある濃度を超えてくると「尿酸塩」という結晶になります。
これが体の低い位置、好発部は膝や足の親指の付け根にたまると赤く腫れ激しい痛みを伴います。
「風が吹くだけで痛い」
これが痛風の由来ともいわれているくらいです。
基準値は7.0mg/dl未満でこれを超えた状態を「高尿酸血症」といいます。
尿酸値の高い状態を放置していると「痛風」を発症します。
20歳以上の男性に多い病気です。
痛風のなにが怖い
痛風を発症する人でもっとも大きなリスクはCKDつまり「慢性腎臓病」です
下の写真は尿酸塩の結晶の拡大写真です。
http://www.kounandai-clinic.net/gout.html より引用
ウニみたいなとげとげで見るからに痛そうですね。
これが関節にたまれば痛いのも当然。
で、腎臓と何が関係あるの?
腎臓は血液をろ過して余分な成分をおしっこに出しています。
尿酸塩も同じで尿を通じて排出されます。
これが腎臓を通過するとき、ぶすぶす刺さり、ろ過する機能が落ちていってしまいます。
これにより、腎臓が弱り慢性腎臓病となり、透析という週に2~3回病院へ通い何時間も管で繋がれることになります。
尿酸値が9.0mg/dlを超えてくるともう食事を気を付けたくらいじゃどうしようもありません。
痛風の食事
約束事は2つです。
①尿酸の素であるプリン体が高い食品の摂取を少なくする
②どんなものであれアルコールは飲まない。プリン体の低いものでもです。
①は外からの摂取を減らせば、尿酸は減っていきます。
痛風・尿酸財団のHPにわかりやすい一覧があるので参考になります。
②は最近はプリン体OFFなどのアルコールもありますが、そもそもアルコールを入れると尿酸の排出がされにくくなるのでプリン体があろうがなかろうが関係ありません。
まとめ
・尿酸値は7.0mg/dlを超えてくると痛風の発症してくる
・痛風は痛いだけでなく、腎臓病や透析へと続いている
・プリン体の多い食事はひかえて、アルコールは飲まない
今日改めて習いましたのでアウトプットさせていただきました。
役に立てば幸いです。
今日の晩御飯
今日はとりもも肉を1枚使ったもの山賊焼き
信州の郷土料理であるでっかい唐揚げだ
とりももをしょうゆ、酒、みりん、しょうがとにんにくのすりおろし、黒コショウを加えて10分ほどつけておく、
付け液をできるかぎり落としてかた片栗粉をまぶし、
油に投入
それだけ
添え物はキャベツが定番
(ちょっと焦げちゃった)
でっかい唐揚げって感じでおいしかった!
でも1枚のでかいとりももを上げるには薄いところや厚いところがあり、
油から揚げるタイミングが難しい
厚いところは切れ目をいれておくとよいと後から思いました、反省
栄養価はどうかな
エネルギー:375kcal
タンパク質:43.0g(46%)
脂質:16.1g(39%)
炭水化物:14.5g(15%)
皮は取り除いたけど、揚げてるからやっぱり脂質は高め。
炭水化物の正体はほとんど片栗粉でしょう
ももにくはジューシーで美味しいけど、油が気になるのでほどほどに
栄養素と分量の詳細はこちらです
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