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これから手にとる人必見!〝みをつくし料理帖〟シリーズを読む順番。

 みなさんこんにちは、こんばんは、そしておはようございます。
 人性のB面に入ってから読書に目覚めたオヤジ、タルシル・ヨムノスキーです。

 小説の中には、1冊で完結するものもあれば、5冊、10冊、20冊・・・と巻数を重ねる、いわゆる「長編シリーズもの」もありますね。

 複数巻にわたる長編小説を手に取る場合、「○○シリーズ第□□巻」みたいに書影に書かれていれば、一見しただけでその本がそのシリーズの何巻目なのかが一目瞭然で、間違って2巻目から読んでしまうとか、5巻目を読み飛ばして話が繋がらないなんて事故は防げると思うのですが・・・。
 実際のところタイトルだけ書いてあってシリーズの何巻めかが記されていないということがしばしばあって・・・。
 そうすると上記のような失敗が・・・それは私だけ?

 もちろんそんなのは、背表紙の整理番号や奥付けを見ればわかることなのですが、それを言ってしまうと、私のドジっぷりを披露しただけで終わってしまい、この記事を書く意味がなくなってしまうので、書影を見ただけでそのシリーズの何巻目かがわかるように、自分の備忘録として書き残しておきたいと思います

 第1弾は、高田郁さんの〝みをつくし料理帖〟シリーズです。
 みをつくし料理帖はシリーズ全10巻+その後を描く短編集の〝花だより〟、そして物語で登場した料理のレシピやエッセイ、澪と野江の子供の頃のエピソードを集めた〝みをつくし献立帖〟の計12冊が刊行され完結しています。

第1巻 八朔の雪 みをつくし料理帖(一)

あらすじ

神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大坂と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!
八朔の雪 裏表紙より


【シリーズ作品】

● 八朔の雪 みをつくし料理帖(一)
● 花散らしの雨 みをつくし料理帖(二)
● 想い雲 みをつくし料理帖(三)
● 今朝の春 みをつくし料理帖(四)
● 小夜しぐれ みをつくし料理帖(五)
● 心星ひとつ みをつくし料理帖(六)
● 夏天の虹 みをつくし料理帖(七)
● 残月 みをつくし料理帖(八)
● 美雪晴れ みをつくし料理帖(九)
● 天の梯 みをつくし料理帖(十)



【関連書籍】

● 花だより みをつくし料理帖(特別巻)

シリーズ完結後の登場人物たちの物語を収録。

みをつくし献立帖

 シリーズに登場した料理のレシピ、エッセイ、澪と野江の子供時代の物語を収録。

 いかがでしたか?
 実に色鮮やかな書影たち。
 これ全て版画だそうです。

 これからも、一見しただけでは読む順番がわかりにくい小説シリーズの書影を並べていきたいと思います。

最後に
「読書って、いいよね!」

【この記事で取り上げた本】

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