知名度と面白さが釣り合ってない漫画紹介
自分は割といろんな物が好きな方で、ゲーム、アニメ、漫画、映画、小説、お笑い、バラエティ、ラジオ….と、広く浅くいろんな物を履修したいタイプ。
そんな広く浅くオタクが個人的におすすめしたい物、主に内容のすごさ、面白さと知名度人気度が釣り合ってないと思う物たちをメインに紹介しようと思います。
最近…というかここ数年でWeb漫画、アプリ漫画の文化が活発になってきて世の中には大量の漫画が溢れています。その中でもめちゃくちゃ面白いのにその割には話題になってない漫画を紹介します。話題になってない(個人比)なので｢もっとマイナーで面白い漫画あるだろ！｣みたいな批判は受け付けます。僕もそんなめちゃくちゃ詳しい人間じゃないのでね….へへ…
じゃあ早速紹介！！
亜人
人生でトップレベルに好きな漫画。
1〜17巻まで出ていて完結済みです。読みやすい巻数ですね！！！
あらすじをざっくり内容を話すと、
亜人と呼ばれる不死身の人間の存在が確認された現代。
下校中にトラックに轢かれて死んでしまった主人公、永井圭がその場で再生し、亜人である事が判明する。
その後政府に追われて捕まったり、別の亜人との戦闘に巻き込まれたりしていく…
まぁざっくり言うとこんな感じ。
亜人は希少人種で世界中含めても40人前後しか居ないのでそのほとんどが政府の管理下で生活することになる。
序盤は逃走劇的な感じで描かれるけど、メインは最強の亜人、『佐藤』との戦闘！
なのでジャンルで言えばバトル物になるんですけど、まぁ〜現代戦×微ファンタジーでここまで面白い漫画は他にないと思ってます。
例として1番最初の戦闘シーンを上げますが、先ほども書いた通り、亜人は基本的には不死身です。死んでもすぐ再生するので、銃撃戦では麻酔銃が有効なわけです。
頭撃たなくてもどこかに麻酔銃当てれば行動不能で終わり。
なんだ簡単じゃ〜ん！
と、思いきや佐藤に関してはそうは行きません。
佐藤1人 vs 研究所の警備員10〜30人。(具体的な描写がないのでざっくりとした数です)
何人かはアサルトライフルを持った佐藤に対して為す術なく犠牲になっていきますが、さすがに人数差もあり何発目かの麻酔銃が左腕に直撃した佐藤。
警備員も思わず｢よし！｣と声を上げますが次の瞬間、
佐藤は装備していたマチェーテで躊躇なく左腕を切り落とします。
左腕の残った部分を支えにして右手でピストルを打ち続ける佐藤。対抗して麻酔銃を撃つ警備員達。
すると今度は麻酔銃が首に命中！
ようやく無力化か…。と思いきや
すぐさまピストルを自身の顎下に突き付け、躊躇なく自殺する佐藤。
1度死んでるので麻酔はリセット、さらに切断した左腕も復活します。
そのまま警備員たちは為す術なく全滅…..。
こんなんどうやって倒します？
無理でしょ。
このように現代戦×不死身の人間 というシチュエーションを全力で利用してる漫画です。最高ですね！(？)
しかもこの一言で不死身と言ってもいろんなパターンがある中で、亜人の肉体に関する設定はかなりちゃんと決まっていてそこがぶれることがないのが凄いところです。
あとさっきまでのコマで気づく人もいると思いますが、
画力がエグい…！
連載していたのが月刊誌とはいえ書き込みの密度が半端ない…！
そしてこの漫画は所望モブキャラと呼ばれる主人公たちとちょっとしか関わらないようなキャラがめちゃくちゃカッコイイんですよねぇ…。
個人的に1番カッコイイと思っているシーンをネタバレ避けて一部の文字を伏せて引用します。
○○がなぜ佐藤に負けたか
高い身体能力精神力を持つ精鋭たちがなぜ負けたか…
彼らが"人間"だったからだ
集団の懐に入られたことによって 味方への誤射を恐れ発砲を躊躇した
ソコに付け入られたわけだ
今日我々は500名という物量を持って奴を封じる
その間必ず○○と同じような選択を迫られるし状況になるだろう
その際
仲間への誤射を気にせず発砲しろ
仲間もろとも殺傷することを決してためらうな
いいか
俺たちは"人間"じゃない "兵士"だ
我々の生命は個のためではなく
公の利のためにある
任務完遂のため命を消費する必要があるのであれば する
それが自分であろうと仲間であろうと変わりはない
俺はそれができる者のみを選び育ててきた
お前達のことだ
行動開始
かっっっっっこよすぎるだろ……
覚悟決まりすぎなんですよね…
モブが良い漫画は名作って昔から言われてるのでほんとぜひ全人類読んでください
アニメ化も映画化もしてるので
「映画で見たよ〜」って人もいるかもしれないですけど原作読みましょう！！！
ストーリーも結末も全然違うので…キャラの深みも….
亜人が復活する時の細かいルールなどもちゃんと凝っていて面白いんですけどそこ言及するとネタバレ含めちゃうので何も言えません….もうとにかく読んでください！！
以上です！！！
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？