開催間近！8月24日(土)、25日(日)開催、「真夏の超新作体験会」で遊べる新作29ゲームすべて紹介します！【01】
こんにちは！ 暮しとボードゲーム、カワカミです。今週末の24日、25日、表参道で「真夏の超新作体験会」が開催されます。第6回となる超新作体験会ですが、今回はなんと初の2Days！ 13メーカー29タイトルのもの発売前の超新作タイトルが遊べるイベントです。
で、その発売前の新作って、実際どんなゲームなの？ と思う方も多いはず。ということで、今回遊べる29ゲームの簡単な紹介を書いてみました（まだ途中までですが）。
ボードゲーム専門誌『本当に面白いボードゲームの世界』（太田出版）の編集長目線の、ちょっと真面目な視点で個人的な注目ポイントも添えています。イベントにお越しになる方はもちろん、今回は来られない方も、直近の新作ボードゲーム情報としてお役立てください。
続き【02】の記事はこちら↓↓
イベントのチケットはこちらで販売中です。↓↓
Stonemaier社の新作ミツバチプレイスメント アークライトゲームズ『エイピアリー』
プレイ人数：1～5人 60～90分 C.フォーゲルマン作
8月29日発売予定
独特の世界観の押し出し式ワカプレ！
『ウイングスパン』『サイズ』のStonemaier社が送る新作ワーカープレイスメント。働きバチ（ワーカー）の配置は押し出し式。押し出された側にもメリットがあるため、どこでどのワーカーを押し出すかの駆け引きが重要だ。高度に進化したミツバチたちのリーダーとなって、女王バチの寵愛を受けながら陣営の繁栄を目指そう。
※『エイピアリー』のプレイ予約を受付中です。詳細はページの最後にある詳細のリンクをご確認ください。
🖊 編集長カワカミの注目ポイント
作者は話題のドラゴン版ウイングスパンこと『ワイアームスパン』のC.フォーゲルマン。独特な世界観を引き立たせる美しいコンポーネントが最高。働き蜂の強さがゲーム中に変動し、数字が大きくなるほど効果的なアクションが打てるが、一定回数アクションを行うと冬眠するなど、世界観をうまく使った独自の要素も面白い。
究極のエモかわ協力ゲーム
アークライトゲームズ『キャットと塔』
プレイ人数：1～5人 15～30分 たきざわまさかず（こぐま工房）作
2024年秋発売予定
匠が手がける協力型バランスゲーム
名作『BABEL』のたきざわまさかず氏（こぐま工房）が手がける、さまざまな高さの柱を積み上げる協力バランスゲーム。ナカマたちの手を借りて、黒猫「トト」を塔に登らせよう。
🖊 編集長カワカミの注目ポイント
『ユグドラサス』のカイジュウ型のダイスタワーなどの造形も手がける、たきざわ氏がルールだけでなく紙器設計も担当。紙造形に異常なほどのこだわりと技術を持つ匠の手がけたコンポーネントにも注目。積み上げられていく塔の見た目は名作『BABEL』っぽさもあり、雰囲気抜群。当日、実物を見てみたいゲーム。
まさにちょっといいゲーム
Engames 『フォルティッシモかるた』
プレイ人数2-8人 プレイ時間10分 高島 摂作
8月22日発売
誰でも遊べて盛り上がる！お手軽音楽ゲーム
手元に置いておきたくなる“ちょっといい”ゲームをコンセプトにした「Knick Knack Series（ニックナックシリーズ）」第一弾。フォルティッシモ（とても強く）やスタッカート（音を短く切る）などの音楽用語の指示に従って読む、何度も遊びたくなる「かるたゲーム」。ゲーム中には「カルボナーラーーー！！」「カ↗ルボナーラ↘」などの不思議なテンションのワードが飛び交うことに！
🖊 編集長カワカミの注目ポイント
「歌うように」「堂々と」などの「表現」が取り札になってるのがミソ。『はぁっていうゲーム』なんかと同じ、表現する人を、みんなで眺める『ムード』系コミュニケーションゲーム。かるたの早取り要素が、いい意味でのくだらなさ、あほらしさを上乗せしそうな予感。たぶんこれ、誰でも遊べて、遊ぶと確実に盛り上がるやつ！ 当日、その破壊力を体験したい。
特殊効果が効いているNEW神経衰弱
Engames『とやまっち』
プレイ人数2-5人 プレイ時間10分 橋本直樹作
8月22日発売
特殊効果が楽しい！神経衰弱
上記の『フォルティッシモかるた』と同時発売の Engamesの新プロジェクト「Knick Knack Series（ニックナックシリーズ）」第二弾。同じカードを見つける絵合わせゲームをベースに3枚や4枚のセットや、めくられたら「ブリ」と言うことで横取りできる「ブリカード」、めくられたら手を置かないと失点になる「アミカード」など特殊カードが楽しい"進化した絵合わせゲーム"。
🖊 編集長カワカミの注目ポイント
よくある"メモリーゲーム＋α系"なので、特殊カードの効果と威力、そしてカード構成が面白さのキモになってくるはず。酸いも甘いも知り尽くしたEngamesがどのように調整を施しているのか、そのディベロップ力に期待。やさしいタッチのアートワークもいい。
リアルタイムで記事を集めて朝刊を作ろう！
ケンビル『フィット・トゥ・プリント』
プレイ人数1～6人 60分 P.マクファーソン作
8月30日発売予定
雰囲気満点の新聞ができあがる！
『タイニータウン』のP.マクファーソンによる朝刊作りがテーマのパズルゲーム。各プレイヤーはこの町の出来事を報じる地方新聞の編集者となり、3日間＝3ラウンドにわたって朝刊づくりに勤しむ。時間制限がある中、リアルタイムで記事タイルを集め、集めたタイルをレイアウトしたら校了！
🖊 編集長カワカミの注目ポイント
『コスモクトパス』で、こだわりローカライズを見せつけたケンビル。今回も、ちょっとどうかしてるレベルに手の込んだ職人技で原版の持つ世界観を完全再現。日本語化された記事の見出しと人気イラストレーター、I.オトゥールの描くイラストが相まって、できあがる紙面から動物たちの暮らしが見えてくる。
紙ペンは新たな時代へ
ケンビル『テイク・ア・シート』
プレイ人数1～6人 45分 E・プジャダス、Ｆ・レナリアス作
8月30日発売予定
悩ましさ満載の新ジャンル
ミュージカル劇場の座席誘導をテーマにした悩ましさ満載の紙ペンゲーム。右隣・左隣のプレイヤーと予約パネルボードを共有し、書き込んでいくことでゲームが進行。"振り（ロール）"も"めくり（フリップ）"もしない、これぞ「シェア＆ライト」ゲーム！
🖊 編集長カワカミの注目ポイント
「紙ペンが苦手な人にこそ遊んでほしい」と紙ペンが苦手だったはずの人に言われてから気になってるゲーム。左右のプレイヤーとボードを共有するのがポイント。日本版独自の映画ポスター風のパッケージデザインも雰囲気出てます。作者は『1902メリエス』のコンビ（『四国』のE・プジャダスと、『ダーウィンと歩む種の起源』や『ラクリモーサ』の作者のひとり、Ｆ・レナリアス）というのも熱い。
タイトなエンジンビルド＆ワカプレ
ケンビル『イーヴンフォール』
プレイ人数1～4人 30分/人 Stefano Di Silvio作
2024年夏発売予定
わずか3ラウンドの熾烈な戦い
魔法の玉座をめぐる戦いが始まる！ 魔女の一族を率いて新たな時代の支配を目指すワーカープレイスメント。個人ボードの周囲4ヶ所にカードを出してエンジンビルド。あっちこっちでコンボを決めろ！マジョリティ争いの熾烈さと、3ラウンドというタイトさがたまらない！
※『イーヴンフォール』のプレイ予約を受付中です。詳細はページの最後にあるリンクをご確認ください。
🖊 編集長カワカミの注目ポイント
プレイ時間の欄に「人数×○分」と書かれているゲームが、全員が考えることを一切放棄しない限り、公称時間内に終わらないことはゲーマーなら誰しもが気づいちゃってる真実なわけですが、このゲームも例に漏れず、ワーカーが2タイプあったり、カードを出す場所が4カ所から選べたりと、こんなん絶対長考してまいますやん！ な、悩ましい要素が満載。これ絶対に終わらないって！ と思わせて、ラウンド数が超少ないからほんとに公称時間通りに終わる！ 短時間で濃厚ないきなりクライマックス！的な展開を楽しめそう。
大ヒットゲームがロール＆ライトで再登場！
ケンビル『カスカディア・ローリング：なだらかな丘』＆『カスカディア・ローリング：波立つ川』
プレイ人数1～4人 45分 Ｒ・フリン作
2024年発売予定
ドイツ年間ゲーム大賞2022 大賞受賞作が紙ペンゲームに！
あのドイツ年間ゲーム大賞受賞作、『カスカディア』がロール＆ライトになった！ 共通のダイス4個と個人ダイス2個から動物を集め、カスカディアの自然環境を完成させよう。各バージョンには、ルールが異なる4種類のシートと専用ダイス、カード等を収録。 2バージョンを混ぜれば、ゲームのカスタマイズや最大8人プレイも可能に！
🖊編集長カワカミの注目ポイント
『カスカディア』や『キャリコ』、今回の体験会でも遊べる『フィット・トゥ・プリント』など、丁寧な作りの人気タイル配置系ゲームを生み出し続ける出版社 Flatout Gamesによる初のロール＆ライト。作者は『カスカディア』と同じＲ・フリンなので、ソロルールやフォミリールールなんかも充実。ちょっと大げさですが、パズル配置ゲームのトップランナーによる、ロール＆ライトの新解釈と捉えると俄然遊んでみたくなります。2バージョン同時発売で、混ぜても遊べるという試みも興味深い。おなじみのアイコンを使われているため元ゲームのファンはかなりとっつきやすそう。
世界が注目する最新作を世界最速体験！
Saashi＆Saashi『午前１時の大脱走』
プレイ人数２〜５人 プレイ時間20分 Saashi 作
2024年秋発売予定
囚人達の脱走を成功へ導け！
手札の囚人カードをトンネルへ送り、より早く脱走を成功させる（自分の手札を無くす）ことが目的のゴーアウト系ゲーム。一度にトンネルに入る人数には制限があり、夜明けまでの間ジリジリと脱走計画は進んでいく。他プレイヤーの出すカード枚数を気にかけつつ、「抜け駆け」をうまく使って脱走成功を目指そう！ 今回のイベントが世界最速の体験プレイとなるそうなのでぜひ遊んでみて！
🖊編集長カワカミの注目ポイント
カードプレイ後に必ず手札補充をしなければならないルールのゴーアウト。saashi＆saashiのゲームデザインには、いつも"可視化"に対するこだわりを感じているのですが、今作も見た感じ、そこがうまくはまってる気がしてます。前の人が出した札に付け足して1枚出せる「抜け駆け」によって様々な戦略が生まれそう。「ありそうでなかった感じの、ちょっと妙な感覚が味わえるカードゲーム」とのことなので楽しみ！
感想をポストすれば超新作ゲームが当たる！超豪華プレゼントキャンペーンを今回も開催！
ということで真夏の超新作体験会で遊べるゲーム紹介01では、アークライトゲームズ、エンゲームズ、ケンビル、Saashi＆Saashiの真夏の超新作体験会で遊べるゲームを紹介しました。気になったゲームはありましたか？ プレイしたいゲームがあれば、今週末、ぜひイベントへお越し下さい。長時間ゲームはプレイの予約を受付中です。下記のサイトからご予約ください。
イベントに参加して遊んだゲームの感想を「#超新作体験会」のハッシュタグを付けてX（旧Twitter）でポストすると、豪華新作ゲームがもらえるキャンペーンを今回も開催予定です。お楽しみに！
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