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10年前を振り返ったら、大きく変わったことが見えてみた

今日は「10年前の私」ということで、みなさんも「10年前、何をやっていたのだろう? どうだっただろう?」と振り返りながらお読みいただけたらと思います。この10年で何が変わったのか? という話です。

振り返ってみると10年、みなさんははるか昔のことだと感じますか? それとも「あれ? ついこのあいだじゃん」と思いますか。僕はジャネーの法則で、ついこのあいだのことのように感じてしまいます。

この10年間は本当に大きかったですよね。まずやっぱり、オリンピック・パラリンピックが東京に決まった。「2020年にやるぞ」といって、できていないですもんね、2020年には。新型コロナウイルスの影響が大きかったのがこの10年。この2、3年ですよね。ここがとにかく大きかったと思います。テレビドラマはどうですかね。あまちゃんも半沢直樹も10年。「本当に10年も前なんですか!?」と僕は感じてしまいます。

そして改めて思うことは、この10年間のあいだにオンラインが本当に身近になった。生活の中に入ってきて、切っても切り離せないというのは改めて感じます。

あまちゃんや半沢直樹。みなさんどうやって観ていたかを考えたときに、テレビで観ているか、あるいはビデオを録るなどですよね。ビデオではなく、DVD・ハードディスクかもしれませんね。

でも、今どうですか。もちろんハードディスクに録画することもあるでしょうけれども、「Tverを観ますよ」とか「見逃しでFODで観ますよ」とか、そういう方多いのではないでしょうか。あるいは「アマプラ・ネトフリに入ってくるまで待ちます」という方も。すべてがオンライン、小さなスマホの中に僕たちのすべての日常がある、みたいな世界に様変わりしていますよね。

スポーツでも、すべてをテレビで観ていた時代だったと思います。僕が記憶しているかぎり、ほぼすべてがテレビでした。

でも今はまったく違いますね。なにせ、ワールドカップもテレビでもやっていましたが、多くの人はアベマで観たわけです。アベマの解説を本田圭佑さんがやっていて、それがとてもおもしろいとうちのスタッフも話していたぐらい。家族が寝静まっているところにリビングに行ってテレビをつけるのではなくて、もう個人で楽しめるアベマをスマホで観るというスタイルに変わってきているな、と思いました。

僕はボクシングファンですが、ボクシングでいってもこれまでは大きな大会は全部テレビだったんですよね。いい試合といってもいいです。でも、もうここのところ、大きな大会やいい試合はテレビでは観れないんです。

もうすべてがオンライン。オンラインの一言では片付けられないと思います。「貴重なもの、あなたが観たいものであれば、お金をだして観てくださいね」「ここでしか放映しませんよ」「わざわざきて、観てくださいね」となってきているということですよね。

それだけ、全国民を巻き込んでのブームというものがなくなってきている、ということでもあります。その代わりにコアな人たちとっての神様とか、コアな人たちにとって外せないイベントみたいなものがでてきていて、そしてそれが力をもっている。「それを観るためであれば、お金は払いますよ」「課金はしますよ」となってきているんだなと思います。

「フリー」「無料」というものの価値がさがっていますよね。無料はもともと無料ですからね。もちろん、価値があるかないかというのは異論があるところだと思いますが、観る側も無料だからといってつまらないものは観ませんということですよね。無料でつまらないものを観るのであれば、有料で自分の観たい番組、ほしい情報、参加したいイベントに参加する。

バーチャルでもですよ、という時代になっています。この10年前に何があったかということより、10年前にあったことを振り返りながら、今との違いを考えると、つくづくそう感じます。

こう振り返って、昔のことを懐かしむというより、僕たちは今を生きているので、ここから何を学びとり、そして今に何を活かしていくかを見ていきたいですね。

僕も今こうしてお伝えをしながら、「そうだよな、これやらないとな」「これとても大事だよな」ということがキーワード的に1つ浮かんだりしておりますので、きっと、お読みいただいているあなたの頭の中にも、キーワード的なものが浮かんだのではないかと思っております。

いいねやフォローをありがとうございます。この記事はVoicy 『聴くだけで「使える」心理学』から抜粋し、読むだけで使っていただける記事として掲載しています。本編音声はこちらから↓↓


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