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理想のリーダーに必要だと僕が考える3つの条件とは?

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今日は「リーダーの条件」です。皆さんは「リーダーの条件」と聞いて、どのようなことを思いだしますでしょうか。

リーダーの条件とは?

僕も小さいながら「MonkeyFlip」というアイウェアのブランドの店舗をやっていて、会社組織になっていますので、リーダーをしています。あとは「サブリミナル心理学研究所」、通称「SPラボ」を主宰していて、そこでもリーダーをしています。

ですから、「リーダーとはどうあるべきか」ということは、つねには考えるようにしているんですね。いまから「リーダーの条件」をお話するんですけれども、本当にそうかどうかは正直わかりません。

ただ、僕もリーダーをやっていて、あるいは、いろんなところに所属をしていて、「この人いいな」、「この人についていきたいな」というリーダーは、やはりいるんですよね。逆に「この人嫌だわ」、「この人のところにはいたくないわ」というリーダーもいます。その違いは何か。それを今日はお話をしていきたいと思います。

第一条件『明確にする』

まず、僕にとって「良いリーダー」の第一条件は、「ゴールを明確に示してくれる人」です。わかりやすくてついていきやすいなと思います。

ゴールじゃなくてもいいです。リーダーによってはゴールがないこともありますよね。たとえば身体を鍛える。みんなで運動をやっているようなチーム、グループがあったりすると、みんなそれぞれゴールが違いますもんね。なので「ゴール」はださないけど、「軸」をはっきりだしている方がわかりやすいですよね。自分が選びやすいということもあります。

たとえば、運動でもとにかく追いこむ。「みんなで楽しくやるんじゃなくて、みんなできびしく苦しくやりましょう」と。「そうしないと身体は鍛えられていかない。苦しいけれど、みんなでしか乗り越えられないことをここではやるぞ」と。

だから、「僕はリーダーとして鼓舞します。皆さんを追いこみます。それがひいては皆さんの健康につながると思っているので」という軸。その反対に、「みんなで楽しくやろう」という発想のリーダーもいるでしょう。どちらにせよ、そういった軸がある人だと、すごくわかりやすくてついていきやすいです。

この「軸」はもちろんブレてはダメですよね。たとえば、「和気あいあいとやりましょう」と言っている人が、どこかで話を聞いてきて「いやぁ、和気あいあいダメだわ。やっぱり追いこみ系じゃないとみんなでやる意味ないわ」と感化されて言い出したら、「話違うじゃん」となりますよね。ですので、第一の条件は「軸がしっかりしていること」です。

第二条件『ブレない』

そして、第二条件。「ブレないこと」ということですよね。これがブレると、下から見ていて「あいつ言っていることブレちゃって、何言っているんだかわからない」となってきますよね。そうなると、そもそもの「第一の軸」が揺れ始めるので、「ブレない」というのがリーダの条件の第二だと思います。

そして僕、これを言っていてとても心が痛かったりします。第一の条件は、僕も僕なりにやろうというのがあって、自分なりにできていると思います。ただ、第二の「ブレない」がきびしいですね。やっぱりブレます。結構軸ブレを起こしますね。「こうだ!」と言いながら「いや、そっちじゃないんじゃないかな」と不安があったり、自分の決断を自分で信じきれない部分があり、結構ブレることもあります。

若いころに比べて、還暦を目の前にしたジジイになってくると、そんなにブレなくはなりましたが、40、50歳の経営者として1番脂が乗っているときはまあまあブレました。「こっちだ」と言ったけど、「うーん、こっちかも」と僕がブレる。すると、僕の下についてきているスタッフ、メンバーの人たちは右往左往するわけですよ。それで「あぁ、申し訳ないことしたな」と反省することもあります。

第三条件『手綱をひく』

そしてリーダーの条件の三つ目は、「手綱をどうひいていくかというスキルをもっている」ということですね。「チームをまとめる力」と言ってもいいですし、最近の言葉で言うと、「チームビルディング力」です。

そのスキルを持っているのも条件だと思います。リーダーの下に入っているのが5人のメンバーなのか、500人のメンバーなのか、1万人のメンバーなのか、どの数にせよ自分がひきているチーム、メンバーの手綱がひけるということです。

「手綱がひける」というのは「管理する」ことではないですよ。どのように自分はそのチーム・メンバーをちゃんとゴールに向かって、あるいはリーダーとして導いてくことができるのか。その道標を自分で持っているということです。僕の場合は、ここが「エニアプロファイル」と言われているものだったりします。

人が生まれた瞬間に無意識下にもっている『気質』に着目をして、その生まれた瞬間に持って生まれている気質が1番輝くように、その無意識下の気質の相性を考えて、誰をどこに配置していくかを見ていく。それによってチームのみんなが働きやすいとか、あるいは担当することになっているその部門をやることによってモチベーションがあがっていく。そういう状態をつくっていくことが僕のやり方です。

いずれにしてもリーダーの下には人間がいるわけですからね。スタッフの人たち、メンバーの人たちのモチベーションをあげなければいけないですよね。モチベーションをあげるだけではなく、働きやすい環境、そこに所属している喜びをちゃんとプロファイルする。供給するような能力は必要だと思うんですよ。

僕の場合は「エニアグラム」、「エニアプロファイル」ですけど、これにかぎったものではないと思います。なんでも大丈夫だと思いますが、そこに頼ることができる何か自分の支えになるような知見があった方が自分も楽ですし、ついていく方もわかりやすい。「このリーダー、僕のことをちゃんと見ていてくれる」、「考えていてくれるんだな」と感じることができるので、これが必要だと思います。

出典:Pixabay


最後にもう一つ

僕が「リーダーの条件」で考えているのは以上の3つです。
1,「軸」、あるいは「ゴール」というものをもっている。
2,「ブレない」。
3,メンバーの人たちのモチベーションをキープできるような、1番生き生きさせられる知見、バックボーンを持っておくということ。

最後に1つ。ここは今までの僕の中の科学的な、しっかりコンテンツとしてお話ができるところです。最後は精神論です。

「一言で、リーダーに必要なものはなんですか?」と『一言』で聞かれたら、僕はもう精神論として「器」と言います。「人間の器」、これがリーダーの条件なんじゃないですかと。そこに今までご紹介した3つのポイントを入れます。

器の大きさで言われている、「なんでもこい」、「なんでも受けとめてやるぞ」、「手柄はおまえのもの。そして失敗したら、俺が受けとめてやるから」ということだけでは、なかなかリーダーはできないでしょう。その「器」がある上において、3つの条件があることが必要だと思います。

やはり僕はこの3つの条件が何より大切だと思います。皆さまはいかがでしょうか。


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