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50mm f1.8単焦点デビュー

高専在学中、課題で制作した作品をポートフォリオに載せるために、学校の一眼を借りて撮影したのが初めてのカメラでした。

それから、大学時代に先輩からカメラを譲ってもらい、出かけたり旅行の度にカメラを持ち歩くようになりました。

カメラ本体とズームレンズ2本を譲っていただいたので、もうレンズも買うことないかな…と思っていましたが、

ところがどっこい

大学時代、同期が持っていた単焦点レンズを触らせてもらって、単焦点欲しいな…?となりました。
そこから2年くらい経ってやっと、やっっっっと単焦点レンズを買いました。

学生にとって2万5千円はかなり高額な買い物。レンズにしては安い値段ですが、それでも2万5千円という数字は大きく、なかなか買う勇気が出なくて、「社会人になってから買おう!」という事になりました。

社会人になって半年経ちましたが、2万5千円という数字はやはり大きく、少し買うときにドキドキしました。


そんなこんなで単焦点レンズを手に入れました。

レンズが届いた次の日。単焦点デビュー戦。

ズームレンズとは違い、自らが被写体に近づいたり遠のいたりして構図を決めていく感覚。絞るほど被写体のピントに意味が強くなる感覚。

被写体に誠実に向き合えば、その誠実さが写真にも現れること。
逆に言えば、適当に向き合ってしまったら適当な写真になってしまう。

ズームレンズの時より、被写体と向き合い、被写体に思いを馳せる時間が長くなりました。
ポートレート撮影に向いているレンズと言われるのはこういった精神性もあるのかな?と勝手に考えたりもしました。

ズームレンズにはなかったこの感覚が新鮮で、毎日のように持ち歩くようになりました。

このレンズは光をいっぱい取り込んだきらきらした写真も得意みたいです。

その時の私の心情と、被写体と、被写体への向き合い方が良かったなと思った写真

こんなに単焦点楽しいなら早く買えば良かったなって毎日思ってます。


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