いつまでもイイ女でいたい
年齢とともにいろんな変化はあるものの、その時、その時でしか味わえない女であることを愉しみたい。自然に年を重ねることを受け入れることも素敵だと思うけど、それこそ、どう年を重ねていくかも多様化している。ある友人は、素晴らしくエシカルに生きていて、化粧品なども自分で作っている。シンプルで地球に優しく。そして、普段のケアは、ナチュラルだけど、シミなどのケアは美容外科に行くという。なんだかカッコいいわ。
私は、自然派も、デパコスも、たまにエステも。だけど、ここ数年、これだけ幸せなんだから、自然に老いを受け入れていくのもありかな、なんて思っていた。きっとそれを選んでも、きっと満足できると思う。だけど、ふと、「やだ、面白くない。まだまだ自分を積極的に愉しみたいわ!」と思い、撤回。
いつもお世話になっているネイリストさんの紹介で、プラセンタを打ちに行こうと病院へ。行ってみたら、すごい人!めっちゃ、混んでる。女性が圧倒的に多いけど、男性も少なくない。そして、みなさん綺麗な方ばかり。綺麗な人は、様々な努力をしているのね、と納得。みなさん、本当に知識が豊富だということがわかる。
ケアをしていると、いつもより自分に意識が向く。意識が向いて、行動に繋がり、行動するから、意識も高まる。心のケアと同じだわ。
子どもの頃から毛深くてコンプレックスだったのだけど、かなり大人になってから脱毛した時に「夢が叶ったわ」と思ったんだけど、サロンに来ている人々がすごく若くて(学生さんとかも)驚くと同時に、これまたすごく混んでいて予約を取るのが大変だった。美容に関して世の中が進んでいて全然ついて行けてないんだと実感した。そういえば、ピアスも37歳にあけたんだった。私の中の儀式のように。
ピアスも、脱毛も、美容に関してはかなり遅いのよね。生徒手帳に書いてある通りの優等生で、自分の給料もらうまでは親の気に入る格好をしようと決めていたから。きっとそのつながりで、美容代は自分で稼がないとと思っていることに先日気づいた。「美容代は自分のわがままなんだから、自分の稼ぎで」なんて思ってたんだわ。これインナーの話じゃん。
この間、何かの話の流れで夫が「出してあげるよ」と言ってくれて、ハッとさせられた!
心の中で「そんなわけには参りません。」と思っている自分がいたことを!
でも、その時、心の中で何かが解けた。誰かに許可されたかったのではなく、自分が許していなかったことに気づかされた。
自分を愉しむ。このシンプルなことが潤いになる。普段のメイクまで愉しくなってきた。
美容の話からズレるけど、私、稼ぎ力のある女だと自覚してから、逆に「夫から買って欲しい〜」という気持ちになった時があった。だけど、自分で自由になるお金があればそれはそれで気軽なのにね。その後、自分で買えばいいのに「買って欲しい病」は無くなった。それで終わりじゃなくてお金のことは色々気づきがある。
44歳で孫に恵まれ、とっくにおばあちゃんなのだけど、飽きるまで女を愉しもうと思う。
プラセンタは自費診療で(そんなに高価ではなく)更年期の症状のある方は保険も効くとか。即効性という感じではないけれど、続けて様子を見てみよう。そのほか、体験したことなど追々書き記そうと思う。