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ついに

 以前に「物持ちがいいのか」というブログで、長年愛用している家電について書いた。
 ついに、ついにだ。
メンテナンスにメンテナンスを重ね(私ではない。夫が全部してくれる。)、頑張ってくれた洗濯機が、ついに最後の日を迎えた。異音がして、もう間もなくか、と思ってすぐだった。25年、頑張った!やわな25年じゃない。ハードな25年だ。育ち盛りの3人の男の子がいた我が家。剣道着を毎日のように洗った季節もあった。一日3回まわす日もあった。新築の家を建てるのと同時に来てくれて、東京にもついて来てくれた洗濯機。よく頑張った。

 家電は今やびっくりするほど高級品になっている。二人だけになった我が家にそんな高価な洗濯機なんで要るのかしらと二人で相談中。何なら二槽式の洗濯機がいいと思ったけど、防水パンに入らないのね。二槽式洗濯機、手間はかかるけど、洗い上がりがいいのよね。でも、節水にはならないかもなぁ。子どもの頃の洗濯機の脱水器は、2本のローラーに洗濯物を挟んで水を脱水するタイプだった。幻の昭和家電だ。

 30年以上頑張っている冷蔵庫の寿命も近いのかしら。家電が壊れるときは、新しいサイクルの始まりのサインなんだって。
 我が家の時計が壊れる現象は、もう35年くらい愛用しているデジタル時計まで及んだ。メンテナンスが長けている人がいてくれると、持ち物の寿命が長くなるのよね。ありがたいことだ。だからこそ、買うときは、可能な範囲で、本当に氣に入ったものにしたいと思っている。

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