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ジーン・ハックマン主演『燃えてふたたび』(1985/米)の「ネタバレ」映画感想文 ■未DVD化■
△『燃えてふたたび』(1985/米/Twice in a Lifetime) 〈劇場未公開〉
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===【私の感想】と【映画リンク集】===
★【私の感想】 ※主題歌アリ。「ネタバレ部分」は破線で区別
・△佳作。ドロドロした中年の「不倫もの(恋愛映画)」を予想したが、夫の不倫をキッカケに、夫婦(特に妻)が自分自身を再発見する「家族ドラマ」。
・主人公はシアトルの製鉄所で働く(夜勤)50歳の誕生日を迎えたジーン・ハックマン。夫に献身的な妻がエレン・バースティン。若い時に結婚してもうけた子供は1男2女。長男は遠方に独立して住み、気の強い長女(エイミー・マディガン好演!)は失業中の夫と幼い2人の子(=ハックマンにとっての孫)と共に近所で暮らし、次女(アリー・シーディ)は恋人と近く結婚する予定。ハックマンの親友がブライアン・デネヒー。ハックマンが誕生日を祝うバーで出会い不倫関係になる中年女(イタリア人の夫と死別)がアン=マーグレット。
・不倫が発覚してからは、家族は「ギスギス」した関係になり、長女はハックマンと激しく口論し、献身的な妻のエレンは自信を喪失して「メソメソ」しているのだが、自分の人生を生きる覚悟が決まってからは「サバサバ」。
・音楽はパット・メセニー、エンディングの歌はポール・マッカートニー。
・「全て丸く収まる」単純なハッピーエンドではなく、「苦さの残る」ハッピーエンド。大人のホームドラマといえるか。後味が良く心に沁みました。
・英語わからんが「Twice in a Lifetime」は「人生で稀に起きる出来事」?
↓EDでクレジットと共に流れるポール・マッカートニーの同名の主題歌。
===============↓ネタバレ↓==============
・最後は、離婚して「家族」とは縁遠くなったハックマンが、次女の結婚式に参加(ただし別れた妻との間に会話は無い)した後で「再結集した家族」と明るく別れ、一緒に生活しているアン=マーグレットのために結婚式の花束を業者から分けてもらい歩いて去っていく場面のロングショットで終わる。
☆【映画リンク集】 ※日本で知名度が無いので主に海外の評価
米国Amazonのカスタマーレビュー ※レビュー数「49」
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