ひとり語り『藪の中』ー巫女の口を借りたる死霊の物語ー 北原久仁香ひとり語り 2021年5月30日 17:47 七人の証言等で構成される芥川龍之介の名作から其々単独でお届けします。物語全体はコチラ⇒https://note.com/92katarito/n/n0ae237af824f藪に残された死骸…殺しと強姦の吟味。〈不確実性〉に隠された「欲」、邪悪と正直の共存にフォーカス。『藪の中』の発表は大正11(1922)年、「新潮」新年号。芥川は同年、4誌(新潮・改造・中央公論・新小説)の新年号に登場し、一つの絶頂期を迎える。又、この前年には新聞特派員として上海に渡った。混沌とした大陸も又「確かなモノなどない現実」と「欲望と渇望」の渦であったろう。2020年、撮影会場、友人、〈かたりと〉メンバーの協力により一日ロケで製作。障子の樹影が刻々と移り変わります。 #芥川龍之介 #巫女 #ひとり語り #藪の中 #北原久仁香 #朗読藪の中 #武弘 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート