
宝塚星組『1789〜バスティーユの恋人たち』観劇メモ③〜あえてストーリーを深掘りしてみた②〜
【まえがき】
恐れていたことが起こりました😨😨
ロナンを演じる星組トップスター礼真琴さん休演😭😭😭
8/19から代役を立てての公演再開となります。
今はただ、こっちゃんのご回復と初演新人公演で演じたロナンを再び演じるありちゃん、そして新たな役に挑戦する星組の皆様のご健闘を、舞台の成功を、心からお祈りしています。
⭐️⭐️⭐️⭐️星組、がんばれ⭐️⭐️⭐️⭐️
以下、全くの主観に基づく投稿ですので、ご興味ある方のみご覧ください🙇♂️🙇♂️🙇♂️
⬇️ ⬇️ ⬇️
【ロナンとオランプは、本当に『身分違いの恋』だったの⁉】
『身分違いの恋️か』
イケコ先生、これはさすがにベタな台詞では😓
自分を拒むオランプにロナンが呻く様に発したこの言葉、、
最初はこう思いました。
『言うほど、身分違うの⁉️』
フランス陸軍中尉の娘、かつ王太子の養育係
オランプとはどんな境遇の女性なのでしょうか⁉️
考えました。
王族のプライベートに仕える女性→同じような境遇の人物を日本で探すと、、
当時の中宮(天皇の后)に仕えた清少納言、紫式部、徳川家光の乳母となった春日局、でしょうか。
共通するのは、
【その中で官位は低いけれど、一応貴族、一応武家】
という身分である事です。
ベルばらのオスカルが、あの若さで大尉しかも近衛連隊長だったことを思うと、
『定年間近で中尉、しかも監獄守備隊の将校(火薬庫管理責任者)』という
軍にとって重要ながら地味な職務内容であった父親は、『捜査一課長』の内藤剛志の如く
『下級貴族の叩き上げ軍人💥』
だったのでしょうか。
あの時代、宮中で働くことが日本の大奥のように『貴族階級子女の花嫁修行』になっていたかはわかりません。
相手は王太子ですから、養育係は担当を細分化されて何人もいたでしょう。
あくまでオランプは、病弱で歩けない王太子の『健康管理担当』として、どこからかスカウトされた、のかもしれません💦
『ビュ・ジェ中尉の娘は、利発で美人で、父親の仕事の片腕にもなってるらしい』
そんな噂を聞きつけた宮廷人からスカウトされたのでしょうか⁉️
あるいは、家計を助けるために自ら『就活』して、ここに収まったのかもしれません💦
給料も悪くなかったでしょう。むしろ父親より高かったかもしれません😳😳当時の宮廷には、『なくてもいい役職』が山のようにあったそうですから😓😓
そう考えると、むしろ私達が想像する以上に、ロナンとオランプは『身分違い』だったのかもしれません。
しかも二重の意味で💥
①王家のプライベートに仕える一応貴族の娘と明日のパンにも飢える地方の貧農の息子
②将来のフランス王の養育係として王家に深く関与している娘と、革命を先導するブルジョワ階級達の同志として反政府新聞を印刷する青年
たしかに、、
これは完全アウトです😳😳😳
『身分違いの恋』
ロナンがオランプにそう感じる、というより、むしろオランプがロナンに対してそう感じたでしょう。
その意味で、今を生きる私達の想像以上に悲壮感に満ちた恋心だったのかもしれません😭😭😭