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初心者『府中ダービー』を撮る〜あれから一年が経って〜
W杯2019日本大会の熱狂は、年が明けても続いていた。夏には東京オリンピック2020が控えていた。その喧騒の中開幕したトップリーグ2020
秩父宮ラグビー場の開幕戦は
伝統の《府中ダービー》
東芝ブレイブルーパスvsサントリーサンゴリアス
試合開始前のセレモニー、観客席は人で溢れていた。
電光掲示板も見えない隅の隅にようやく空席を見つけ、スマホで写真を撮った。何を撮ったらいいのかもわからなかった頃。
試合は、レッドカードで前半から1人少なくなったサントリーを東芝が攻め立て、対するサントリーも14人で奮闘。接戦となった。結局
26-19で東芝の勝利。マン・オブ・ザ・マッチにはもちろんリーチ選手。
あれから一年がすぎ、今年も『府中ダービー』がやってきた。
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サントリーはスクラムでも圧倒。
ラインアウトも支配。
『密を避ける』という概念は今や当たり前になった。一つおきに座る観客は、サントリーの猛攻にただ目を見張るばかりだった。
観客を入れない北スタンドに立つ電光掲示板は、《ありえない点差》を示していた。
リーチ選手の奮闘ぶりがどこか痛々しかった。
翌日の新聞は、
サントリー9T 圧勝 府中ダービー過去最大点差
と、この結果を朝刊スポーツ面の片隅でささやかに伝えていた。
あらゆる意味で、このままではいけない。
府中ダービーには
もっと【熱】が必要だ。
期待の熱、興奮の熱、そして余韻の熱。
それはそのまま【ラグビーの熱】となる。