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静岡ブルーレヴズ観戦記☆4/17☆第13節vs東京サントリーサンゴリアス〜『復活』の足音を聞け〜
1.黄色の『聖地』に降り立って
東京メトロ銀座線外苑前駅
改札を出る前に、早くもあの『スター軍団』は姿を見せた。
『あの方』はどこに⁉️
ラグビーファンの誰もが真っ先に思い浮かべる『微笑みの貴公子』🌟🌟カメラを向けると、真後ろに男子トイレ入口が映り込んだ😨😨
赤坂警察のお世話になっては一大事😱😱慌てて角度を変えて撮影、危ない危ない💦💦
改札を抜けると、昨シーズン日本一の『ヤクルトスワローズ』が大壁画となって出迎えてくれた😳とはいえ、、
今シーズン、ここまでのところ広島カープが快調に首位を走る。野球評論家の順位予想くらい当てにならないものはない😡😡
『やっぱりキャッチャーが、、』夫は歩きながらスワローズの足踏みについて自論を展開している。野球とはなかなか繊細なものらしい🤔
『着いて写真撮るなら早く撮って❗️』
せっかちな夫の言葉に再び鞄からカメラを引き抜いた。
たどり着いたあの『聖地』は、一面黄色と黒に彩られていた。
2022年4月17日
ジャパンラグビーリーグワン第13節 東京サントリーサンゴリアスvs静岡ブルーレヴズ
黄色の方々に混じって富士山ヘッドがあちこちに見える。
私の応援する静岡ブルーレヴズ
▶MATCH DAY◀
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 16, 2022
本日も #レヴニスタ の皆様の熱いご声援よろしくお願いします🔥
⏰4/17(日)14:05KO
🏟#秩父宮ラグビー場
🆚#東京サントリーサンゴリアス
👕1stジャージ
📺#JSPORTS #BS日テレ #Hulu
📌試合会場でのグッズブース出店🈶#静岡ブルーレヴズ#ALLFORSHIZUOKA#RevsStyle#ONEREVS pic.twitter.com/lEAyTJs9RG
今シーズンなんと初めての秩父宮🌟🌟🌟
ビジターチームであるレヴズ物販テントは、バックスタンド前の通路に開かれ、早くも賑わっていた。皆さんのお目当ては
くじ引きだ❗️
今週末ビジターゲームでもグッズの販売行います!
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 14, 2022
🌟富士山ヘッド販売🗻
🌟ビジター名物ラッキーくじ開催!今回は我らがキャプテン👨✈️大戸選手グッズがたくさん🥰
🌟税込み1500円以上ご購入の皆様にはフリースポンチョ🎁
ブルーレヴズのグッズブースはバックスタンドです🥰ぜひお越しください💙 https://t.co/07yGRPP92H pic.twitter.com/vExe4AlQCT
私が並び出してすぐ一等賞が出てしまったが、まだ2等も4等も残っている👊👊👊
もちろん、当たらなかった🥲昔からこういったものに当たった試しがない💦
参加賞のバッジを選んでメインスタンドに向かった。
暑いのか寒いのか、雨は降るのか降らないのか、天気予報は実に曖昧だった。少なくとも暑くはないのだろう。メインスタンド後方はまだ人も少なく、ヒンヤリとした空気が流れていた。
2.俺達は『ここ』にいる
グラウンドに選手達はまだ姿を現していない。その代わり、男性が数人話し込んでいる。。
タッキーだ😳😳❗️誰と話しているんだろう❓
レヴズ堀川隆延監督(=タッキー)が、小柄な背広姿の男性と話が弾んでいる。名探偵エルキュール・ポアロのような風貌😳どこかで見たことがある、、
エディーさんだ❗️❗️
エディー・ジョーンズ*イングランド代表HCは、何らかの肩書きでサンゴリアスにいまだ籍を置いているのだ。
エディーさんは一体なにをツッコんだのか、なぜかタッキーは吉本新喜劇のようなリアクションを見せている😳。
そういえば、、エディーさんのサンゴリアス監督時代、
レヴズ大久保直弥HC(=ナオさん)は、コーチとして、
有賀剛アシスタントコーチ(=Goさん)は、選手として、
エディーさんの薫陶を受けていた🌟🌟弟子のお手並み拝見、と言ったところか😳😳
トップリーグ2010-2011選手名鑑より抜粋。ナオさんの下にはBKコーチとして、イーグルス監督沢木敬介さんの名前も見える。
その後、レヴズのサム・グリーン選手がエディーさんへ挨拶にやってきた。『同郷の人』というにはあまりに目上すぎるのか、いつもヤンチャそうなグリーン選手も恐縮仕切った様子だった💦
グラウンドでは、試合前練習の準備が始まっていた。いち早くGoさんが飛び出していった。
Goさんは、サントリーサンゴリアス一筋、引退後昨季までコーチを務めていた。今は『静岡』の人となって、この日の試合に備えてきた🔥
秩父宮に立つGoさん、それはファンにとって
関東学院のGoさんであり、サントリーのGoさんだった。
ラグビーマガジン2006年4月号より抜粋
白地に黒の【YAMAHA】のロゴ、レヴニスタでさえ、ようやく見慣れた姿かもしれない。東京に家族を残しての単身生活はもうすぐ一年になる。
レヴズの選手達が集まってきた。その中にナオさんの姿がみえる。
あの大久保直弥が帰ってきた。開幕はLOで出場 03年に退社してNZのNPCに挑戦していた大久保直弥が復帰。(途中、略)『戦力強化だけでなく、日本ラグビー発展のために貢献してほしい』というチームの考えに本人が賛同。(ラグビーマガジン2005年11月号トップリーグ通信より抜粋*当時ナオさん29歳)
現役引退後、一度ラグビー界を離れるがコーチとしてサンゴリアスに復帰、エディーさんの後を引き継いで2012年度からサンゴリアス監督に就任し初年度で優勝を果たした。監督最後の年、日本選手権決勝で敗れた相手はレヴズの前身、ヤマハ発動機ジュビロ。当時のヤマハBKコーチはタッキーだった。
人の縁とは不思議なものだ。
今ナオさんは『静岡ブルーレヴズ』と名を変えたこのチームのHCとして、タッキー、Goさんと共に古巣に戦いを挑む。
今年で47歳になる。
ナオさんとGoさんが『静岡』で紡ぎ出す新たな人生は、まだ始まったばかりだ。
2人の若き日を知る観客は、自らも若かったその過去に思いを馳せ、2人の未来に新たな夢を託すだろう。心のどこかに一抹の寂しさを抱えながら。
時をかける少女 空は宇宙の海よ 褪せた写真のあなたのかたわらに 飛んでゆく (1983年リリース 原田知世『時をかける少女』より)
3、『目』ではなく
試合前練習が始まった。
奥村翔選手。マッケンジー様とのキッカー対決、その足から生み出される2点、3点が勝利を引き寄せるぞ❗️
アイスタ、ヤマスタで獅子奮迅の働きを見せたグリーン選手、今日も頼みます❗️
この日デビューするジョーンズリチャード剛選手、臆せず溌剌としたプレーを❗️
レヴズの得点源、クワッガ・スミス選手。とにかく頼りにしています❗️
練習は進んでいく。Goさんはこの日も厳しく声を出す。
サンゴリアスも練習が佳境に入っていた。
リザーブにも日本代表が入るサンゴリアスとの試合は、前半で大勢が決することも少なくない。
ラグビー番組で『台風の目』とも評された勢いをこの試合で見せられるか。
観客の誰もが、先の見えないスリリングな試合を期待しているはずだ❗️
レヴズ選手達は練習を終えて引き上げていった。
サンゴリアスも隊列を組み引き上げていく。
期待に満ちた戦いが始まろうとしている。
4.前半〜SHIZUOKA という嵐〜
選手が入場する。まずはレヴズから。
続いて、ホストチームのサンゴリアスが、スモークが噴き上がる中を登場する🔥🔥
選手達は円陣を組んだ。
選手達よ、レヴズは単なる『目』にあらず、リーグを巻き込む『嵐』そのものになれ❗️
試合が始まった。
* * *
開始早々試合は動いた。
▶️前半3分◀️#東京サントリーサンゴリアス、ペナルティゴール成功。#静岡ブルーレヴズ#ALLFORSHIZUOKA#RevsStyle#ONEREVS pic.twitter.com/pZ7rLZs3Vc
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 17, 2022
レヴズ自陣でのペナルティー。サンゴリアスはショットを選択😳😳
早くも貴公子は微笑んだ😳😳
(彼が微笑む事をすっかり忘れ、微笑む寸前で撮影をやめてしまった😭😭痛恨だ😭😭)
レヴズに試練は続く。
▶️前半5分◀️#東京サントリーサンゴリアス、トライ。
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 17, 2022
ゴール成功。#静岡ブルーレヴズ#ALLFORSHIZUOKA#RevsStyle#ONEREVS pic.twitter.com/WBnoMh4gqa
サンゴリアス尾崎選手がボールをインターセプト🔥🔥そのまま激走🔥🔥最後は中村駿太選手がトライ🔥🔥
早くも10点差😨😨これは『試合壊れる』パターンか😨😨
いや、【レヴズの嵐】はここから始まった🔥
▶️前半ハイライト◀️
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 17, 2022
前半11分
8. NO8 #クワッガ・スミス 選手のトライ!#静岡ブルーレヴズ#ALLFORSHIZUOKA#RevsStyle#ONEREVS pic.twitter.com/nMWPHwk1YD
敵陣に攻めこむレヴズ、ヤッツさんはマッケンジー様とエキサイトしている😳😳
ラインアウトからモールへ
あと少し❗️レヴズはモールで突進する🔥🔥🔥
レヴズ クワッガ・スミス選手トライ❗️奥村さんのCG は失敗。
10ー5
すかさずサンゴリアスは反撃🔥🔥
攻め込みラインアウトから、最後はサム・ケレビ選手トライ🔥🔥
▶️前半13分◀️#東京サントリーサンゴリアス、トライ。
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 17, 2022
ゴール不成功。#静岡ブルーレヴズ#ALLFORSHIZUOKA#RevsStyle#ONEREVS pic.twitter.com/RPKlqVUwNt
しかしレヴズも負けない🔥🔥
▶️前半24分◀️#静岡ブルーレヴズ、ペナルティトライ!#静岡ブルーレヴズ#ALLFORSHIZUOKA#RevsStyle#ONEREVS pic.twitter.com/SesoMJ6sO5
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 17, 2022
レヴズはトライ寸前でノックオンか⁉️と思いきや、レフリー滑川さんはTMOを要求した。
画面には、ボールがトライ寸前でサンゴリアス選手に蹴り出されるシーンが映っていた。
蹴ったらダメなの😳😳😳⁉️初めて知った💦
蹴ってしまったサンゴリアスのテビタ・タタフ選手はシンビン🟨で10分間の退場、レヴズに認定トライ7点が与えられた🌟🌟
12ー15 3点差に追い上げる❗️
さらにレヴズは加速する🔥🔥
▶️前半ハイライト◀️
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 17, 2022
前半31分
8. NO8 #クワッガ・スミス 選手の2本目のトライ!#静岡ブルーレヴズ#ALLFORSHIZUOKA#RevsStyle#ONEREVS pic.twitter.com/EiUrfHkyfe
一度はトライを拒まれたものの、再びモールで突進🔥🔥今度こそ🔥🔥
あと少し❗️
頼りになる男クワッガ・スミス選手トライ❗️手前の赤いキャップ鹿尾選手の微笑ましいガッツポーズが会場の拍手をさらに大きくした🔥🔥
まだ続く。
レヴズSHヤッツさんの激走🔥🔥会場の興奮は最高潮に達した🌟🌟そして、、
▶️前半ハイライト◀️
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 17, 2022
前半37分
6. FL #庄司拓馬 選手のトライ!#静岡ブルーレヴズ#ALLFORSHIZUOKA#RevsStyle#ONEREVS pic.twitter.com/AHbUDtZV82
ラインアウトから一気に左へ🔥🔥
庄司選手、【ショージ・スミス】となってトライ❗️
サンゴリアスも即反撃🔥
▶️前半43分◀️#東京サントリーサンゴリアス、ペナルティゴール成功。#静岡ブルーレヴズ#ALLFORSHIZUOKA#RevsStyle#ONEREVS pic.twitter.com/fZUceOIflO
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 17, 2022
レヴズは6点のリードで前半を終了。
会場は大きな拍手で沸いた。それはレヴズの健闘を称えると同時に
『強いヤマハが還ってきたか』
そんな喜びと期待でもあったのか。
それにしても、、
サンゴリアス相手にリードして折り返し🔥🔥
▶️HALF TIME◀️#静岡ブルーレヴズ
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 17, 2022
24-18
#東京サントリーサンゴリアス
後半もアタック、ディフェンスともに集中していきましょう🔥
引き続き、熱いご声援よろしくお願いします💪#静岡ブルーレヴズ#ALLFORSHIZUOKA#RevsStyle#ONEREVS pic.twitter.com/0icuGKOB2V
これは、これは、アイスタの借りを返せるんじゃないか⁉️
後半へ、期待が膨らむハーフタイム🌟🌟
この日、私にはもう一つ気になっていた試合があった。すぐに途中経過を確認した、
千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手は、BIG BOSS率いるファイターズ相手に三振の山を築いていた。
5、後半〜SHIZUOKA の現在地〜
レヴズの嵐は続くのか。しかし、
😨入りの10分😨
試合でよく言われるが、後半早々2つのトライを奪われたことが致命傷だったかもしれない。
▶️後半3分◀️#東京サントリーサンゴリアス、トライ。
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 17, 2022
ゴール成功。#静岡ブルーレヴズ#ALLFORSHIZUOKA#RevsStyle#ONEREVS pic.twitter.com/ijAMgd6HFG
▶️後半7分◀️#東京サントリーサンゴリアス、トライ。
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 17, 2022
ゴール成功。#静岡ブルーレヴズ#ALLFORSHIZUOKA#RevsStyle#ONEREVS pic.twitter.com/sp6nnIuIpE
早々に逆転を許す🥲🥲
サンゴリアスは明らかにスピードアップした。この日ほど、マッケンジー様の桁外れな能力を思い知らされたことはない😳😳
パスを出すタイミング、場所、スピード、そのどれもが絶妙だった。そして、誰もがそのボールに反応できるサンゴリアス各選手の能力の高さにも圧倒された😳😳
レヴズは得点差を詰めるべく、奥村さんがPGを決める。
▶️後半ハイライト◀️
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 17, 2022
後半21分
15. FB #奥村翔 選手のペナルティゴール!#静岡ブルーレヴズ#ALLFORSHIZUOKA#RevsStyle#ONEREVS pic.twitter.com/JVAEYUJsLq
これが、後半最初で最後の得点となった🥲
後半25.26分に連続トライを奪われ、試合の趨勢は決まった。37分にもトライを奪われた。
レヴズ4トライに対し、サンゴリアスは8トライを決めてきた。マッケンジー様はほぼ全てのキックを決めている。
この試合のクライマックスは、まさに【マッケンジー on stage 】だった。
終了間際、PGを選択したサンゴリアス。真正面とはいえ、ほぼセンターライン上。かなりの距離がある😳😳
しかし、マッケンジー様は涼しい笑顔で決めてきた。
同時に終了のホーンが鳴った。
【お詫び】
— 静岡ブルーレヴズ (@bluerevs) April 17, 2022
次節は #エコパスタジアム でのホストゲームになります。
大変失礼いたしました。 https://t.co/iKDntjqbdV
終わってみれば、完敗だった🥲
選手達は互いに健闘を称え合った。
🌟マッケンジー様とクワッガ・スミス選手🌟
一流と一流が心を通い合わせる。
敗れたとはいえ、レヴズの大健闘に観客は大きな拍手を送った。
今への激励と、未来への期待とを織り交ぜて。
この日は、サンゴリアスのツイヘンドリック選手の公式戦100CAP達成のセレモニーが行われた。プレゼンターは、なんと帝京大学ラグビー部前監督の岩出さん😳😳
ツイ選手は帝京出身、恩師から祝福を受けた💐💐
若くして祖国を離れ日本ラグビー界に大きく貢献したツイ選手、両チームの選手達も祝福の輪を作った。
試合の時とは別人のように、青年達の柔らかな笑顔が並んでいた。
〜あとがき〜
レヴズの進化と現在地、その両方をみた試合でした。
前半のレヴズの落ち着きぶりは、見ていて安心できるほど🌟もちろん、サンゴリアスの後半の猛攻はさすが❗️❗️としか言いようがありません。
この日に至る試合を通して、県民は、ラグビーファンは、【静岡は何かやってくれそう🌟🌟】と期待を持ってくれたはず。23日の東海ダービーで是非とも結果を出したいところです。
ちなみに、この日の佐々木投手、ご存知の通り8回まで完全試合、ここで降板、延長に入りファイターズ万波選手のホームランで試合は決まりました。ファイターズわずか1安打での勝利😳😳
佐々木投手の桁外れなピッチングだけではありません。ファイターズ投手陣の奮闘もこの名勝負影の主役でした。この試合、技と技との応酬が生み出すハラハラドキドキだったのです。
ラグビーの試合にもこんなスリルがあったら、、そのためにもレヴズの更なる躍進が期待されます。
さて、古巣との対戦はナオさん、Goさんにはどう映ったのでしょうか。
お二人からすれば、『過去は過去』とサントリー時代を振り返ることはないかもしれません。ただ、当時を知るファンの中には、お二人のあの勇姿を、今も【宝物】にしている方がたくさんいらっしゃるはず。
そんなファンの心をイメージして、この章のBGMとして、Goさん誕生の年にリリースされた原田知世の名曲を選びました。知世ちゃんの透明な歌声を聴きながら時の流れに思いを馳せていただければ幸いです。
それにしても、、
【自分の過去が誰かの生きる糧となる】
こんな幸せなことはありませんね。